川上未映子 メモvol.6
名前はなんとなく知っていた。だけど、文章を読んだのはつい最近だ。知人がインスタグラムに投稿していなければ読むこともきっとなかっただろう。気になりはしていたので、読んでみたいといつか言ったら、それを覚えてくれていたそのまた知人がそうだ、持ってきましたと言って貸してくれた。凄く小さな高揚感と緩やかな感覚が漂ったのを覚えている。『真夜中の恋人たち』は正直、好きではなかった。読みやすいのに独特なその文体は妙にハマって、もっとこの作家の作品を、文章を読みたいと思った。聞き取れるけれど