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書きたいネタメモ~マネと二人の女性画家

前々から書きたいと思っているネタの一つが、この作品、マネの<エヴァ・ゴンザレスの肖像>。

ゴンザレスはマネの唯一の女性弟子で、彼女の肖像画を描くために何回もポーズを取らせたので、彼と家族ぐるみで付き合っていたベルト・モリゾはキリキリしていた。しかも、マネはモリゾに「ゴンザレスのように描け」みたいなことを言っていたので、余計怒りが増すというもの。(というか、マネさん、ちょっと無神経すぎやしませんかね)
そんなエヴァさんの作品はこちら。

黒の使い方や、ざっくりしたタッチで描かれた花などに、マネの影響が伺える。

その後、マネの反対を押し切ってモリゾが印象派に参加したのには、やはり色々ため込んでいたものもあったのだろう、と思ってしまう。

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