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#つれづれ

詩人

むかし 知り合ったその人は 詩人だった 詩人の彼は せつない詩をつづって わたしは かれの繊細な感覚に むちゅうだった 繊細な感覚をもってるのに その 彼が生きてるかんきょうは すさまじくて まるで 現実逃避のように 彼は それはそれは キレイな 詩をつぶやくのだった かれは 有名人になり そして その名前は ひとりあるきをはじめた もう 描きたくない感情を かれは どんどんいつわって書くようになった そして くるしくなった 出版社は うそでも いつわりで

すくすく

春はすくすく みんなすくすく 目に見えて育つから 自分も一緒に育っていれば すごくいい感じに 相乗効果っていうの? いい感じで いい気分で 育つような、大きくなれるような 気さえするんだけど そんな中で、 自分が立ち止まっちゃったら なんだか 取り残されたような 僕をのぞいて みんながすくすく 大きくなってるような気がして 少し 落ち込んでみる。。。 一瞬だけね。