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与えるだけでない。与えられる。

「利他主義」という言葉を聞いて、辞書的な自分を犠牲にしても他人の利益を図ることと漠然と良い印象を持ちやすいのではないか。この夏ゼミの課題図書として読んだ一冊の本にも「与える者が勝ち、受け取るだけの者は負けるのだ。」という言葉があった。(フリーエージェント社会の到来/ダニエル・ピンク)だが以前目上の方に、あなたは利他主義であるけれど、どの場面でもそれが良く働くとは限らないと伝えられたことがある。利他主義であり互いに恩恵を受ける関係性があってこそ、今後社会を考え担っていく者として、与えられる側も与える側になることで初めて、利益を与え合える関係に発展していけるのだ。利他主義はその関係を構築する手段として必要であると、認識するべきだ。

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