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詩「循環」

あの日、
たしかに綺麗だった
虹のかかった夕焼け空
眩しいくらいの満月
月明かりに照らされた夜の波

思い出、霞みゆく
それがうれしい
変化している頭の中
それがうれしかった、
わたしはわたしである
いつしか忘れたわたし自身

出かけるときは決まって
雨が降るようになった
晴れ女だったのにね、

循環する記憶
変化して巡っていく頭のなか

外へ出かけよう
いつか変化するために
景色を見に行こう
いつか忘れるために

いつか忘れるなら、
また会おうね、


詩「循環」

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