無題

「一旦リセットしたほうが良いよ」

そう、言われました。今まで突っ走ってきて、なんとか自分を保ってきたのだけれど、頭が混乱して、これからのことを思って考えて泣いて、優しい言葉をかけてくれるお母さんの前で泣いて、泣きながらお店でポテトを食べて笑、ああ、わたしはこれからどう歩んでいけばいいんだろう、なんて感情になりました。今日は、感情のままに、言葉を書いてみています。春ですね、あなたにとっての春はどんなものなんだろう、わたしみたいにぼろぼろじゃないといいな。続けられなかった、やっぱりね、って思われるのが悔しくて、これはわたしがやりたかったことですよって本音のふりしていた、「ほんとうに?」続けるってすごいことですね、やめる癖がついてしまったらいけないからって心配してくださった、ほんとうは、ほんとうは、役に立ちたい、期待されているから頑張りたい、そんな気持ちに引っ張られて、どうにか続けることで何者かになりたくて、綱渡りをしてきたみたい。「頑張りたい」はほんとうだった。「これがやりたいことだ」と言い聞かせてきた。「ほんとうに?」が目覚めた。「ほんとうは、」に気づいた。

わたしは、わたしは、こんなことをしているときに幸せを感じるのだった。こんなことが好きなのだった。こんなことが、やりたいんだった。心の声ってなんでこんなに小さな声なんだろう。走った途端に、聞こえなくなる。風の音で、聞こえなくなる。人の声で、聞こえなくなる。かんたんに、ね。一旦リセットして、は、一旦止まってみて、ってことです。ぜんぶ真っ白に、感情も無理に感じなくていい、今を生きてみたらいい、ってことです。それほど今のわたしは冷静ではない。いろんな色の紐が頭の中に絡まって、解けなくなっている。きれいな蝶々結びをするには、一度きれいな一本の紐に戻さなければいけないのに、それを焦って余計に結び目が固くなってしまうのです。

一旦。生き急ぐのをやめよう、なにかを成し遂げようとするのをやめよう、何者かになろうとするのをやめよう。ただ生きて、生き延びて、わたしであることを全うしよう。

それで、いい。

「温かで穏やかな光を見失わず、貴方が生きていけますように。」 そんな気持ちでnoteを届けています。 気に入ってもらえたら【スキ】【フォロー】 さらに【サポート】で応援して頂けるととっても光栄です。