【9262】シルバーライフ 銘柄分析

①事業内容

高齢者向けの配食サービスや食材販売を行っている会社です。フ
ランチャイズチェーン（FC）として、全国に店舗を展開しています。

②業績

シルバーライフの最新の業績は、2023年7月期第2四半期累計（2022年8月-2023年1月）で、売上高は60億円（前年同期比12.5％増）、営業利益は5億円（同32.7％増）、純利益は3億円（同28.9％増）となっています。
しかし、2022年12月に発表した第1四半期決算を訂正し、利益を減額したことで株価が急落しました。

③財務状況

シルバーライフの財務状況は、2023年1月末時点で、利益剰余金は40億4705万円（同4.74％増）、株主資本は54億8869万円（同3.47％増）となっています。また、自己資本比率は59.90％と高い水準を維持しています。

④ストーリーや材料

・自社製造移行により、コスト効率化。（1Qの30％から2Qでは40％へ拡大）
・2023年3月からは販売価格の若干の値上げ

⑤リスクや懸念点

・賃上げの影響（約8％の給与アップ）
・在庫管理の対策としてシステム導入コストなど
・新型コロナの影響や人手不足

⑥主要顧客

高齢者施設や60代から70代の高齢者などが挙げられます。高齢者施設は、他社の配食サービスを利用する場合が多く、シルバーライフの市場シェアは低いです。60代から70代の高齢者は、他社のファンデリーがターゲットとしており、健康志向の高いお弁当を提供しています。

⑦競合他社

• ミールキットやレシピキットなどの食材宅配サービスや、コンビニ弁当やスーパー弁当などの外食・中食サービスです。

⑧市場規模

シルバーライフの市場規模については、以下のような情報があります。

• 高齢者向け配食サービス市場の市場規模はおおよそ1500億円程度で、毎年**5～10％**の成長を続けていると言われています。

• シルバーライフの売上高は、2018年7月期で61.8億円、2019年7月期で71.6億円、2020年7月期で76.9億円と増収を続けています。

• シルバーライフの5～10年後の目標は、売上高100億円を超えることです。