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秋を感じること

10年前の自分に、「将来毎年秋に栗拾いと銀杏拾いに追われるようになるよ」って言ってもおそらくぴんとこないだろうなと思います。ひんやりした空気やナナカマド、父の実家から届く梨などで色々秋を感じていましたが、栗や銀杏にはあまり意識が向いてなかったあの頃。

お嫁に来てから秋を感じるものは、新米(新潟の新米は本当に美味しい!)、キンモクセイ(とても好き)、そして栗拾いと銀杏拾い。

栗拾いと聞くと、何とも楽しそうですよね。確かに楽しい。ただし、それが栗の実をたまに拾うだけなら…。
栗の木はもふもふした花拾いに始まり、イガ拾い、栗の実拾い、最後の葉っぱ拾いまでやることが盛りだくさんなのです!
お寺の玄関口に大きな栗の木があり、少しでもやらないと結構目についてしまうのでせっせと栗拾いに励むのですが、ちょっと目を離すと「嘘でしょ」という位イガまみれ。(銀杏もしかり)
朝お寺に着くときはドキドキしながら確認する毎日です。

ちょっと愚痴のような文面になってしまいましたが、こんな風に季節を感じられることは有り難いことだなと思っています。
拾った栗を頑張って剥けば美味しい栗ご飯や栗のお菓子といったご褒美も待っています。

張り切って皮むきをしたので右手がすっかり痛くなってしまいましたが、美味しい栗ご飯を頬張って今日も楽しく過ごしています。

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