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海を眺めながら美味しい食事

輪島の朝市を描いた絵本『あさいち/福音館書店』を寝る前に読んでいたら

おばあちゃん達の方言が読んでいて楽しくなる


「わたしもあさいち、いきたい!」と子ども達が言い出したので、翌日近くの朝市へ。

こじんまりとした漁港でいただく魚料理。
新鮮で美味しくて泣きそうになった。和歌山っていいところ。大崎っていいところ!

毎日新聞イラストコラムカントリースケッチ
No.74
【海を眺めながら美味しい食事】


 エメラルドグリーン色の穏やかな海にきらきらと反射する光。風にのって漂う磯の香り。海南市の南西端に位置する港町、大崎地区に娘たちと行った。 
 目当ては農水産品の直売所「げんき大崎館 かざまち」だ。高齢化が進む大崎地区。気軽に買い物に行けない地元住民のために始めたという朝市が毎週土曜日の午前10時から開かれている。野菜やお惣菜、取れたばかりの鮮魚が並び、びちっと飛び跳ねる魚に娘たちは驚いていた。 
 買った魚はその場で調理してもらえ、2階で食べられる。グレの刺身、アジと足赤エビのフライをそれぞれ定食で注文。初めて食べたグレは脂が乗り、モチっとした歯ごたえ。アジフライの身はふわふわ。エビフライはプリプリ!味噌汁はワカメがたっぷり。 
 頼みすぎ?と少し心配したが長女は味噌汁のお代わりまでしてペロリと完食。よう食べたなぁ!と、おばちゃん達の笑い声。海を眺めながら美味しい食事は贅沢で身も心もぽかぽかした。

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