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第21回 ピンポイント絵本コンペ受賞展覧会


8月3日〜8月22日の3週間、無事に受賞展が開催されました。

今回、最優秀受賞の知らせを受けたとき「何がなんでも東京に行きます!!」と意気込んでいたのですが、東京のコロナ感染者が増えるに連れ
私の東京行きの雲行きは怪しくなっていきました…。

未知の感染症は、都会と地方では捉え方がだいぶ違うと思います。
田舎に住む、うちの近所の人たちはほとんどが高齢者だし、町内で感染者第一号になったらきっと子ども達が通う保育所は休園、噂話もあっという間に広まり、考えるだけでゾッ!自分だけの問題ではないので7月はうんうん悩んでいたのですが

「一番欲しかった賞をもらって、行かないなんて選択肢、ある?」

悩んでいたのは、この状況でどうやって家族を説得するかということであって、初めから心の中では「受賞展に行く!!」と決まっていたのでした。

私はこうと決めたら曲げないところがありまして…(家族も諦めて)
授賞式のある3日・4日・5日 滞在することにしました。
和歌山の友人、知人には黙って行ったのでちゃんと告知せずでごめんなさい。

当日の東京行きの新幹線はガラガラ!快適〜!

他の絵本のラフ本と絵のファイルを持って、ピンポイントギャラリーに無事到着。

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ギャラリーのテーブルには受賞者の絵本が並べられていて

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原画もズラリと展示されていました。(二階に分けて展示)

6人分は見応えあります!


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17時から授賞式が始まりました。

ギャラリーのオーナー、西須さんから賞状をいただき

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審査員の佼成出版社の櫻井さん、トムズボックスの土井さんから意見をいただいて…(き、きんちょうしたぁぁ!!)

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とくに絵本作家の川端誠さんとはたくさんお話出来ました!
私の絵本の細かい所まで本当によく見てくれていて、感激しました。

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審査員の方々からのご意見は、率直で厳しいものでした。
この受賞作「うみのハナ」をコンペで出した時点では力を出し切った〜〜!と満足していたところもあり、いやはや、まだまだ改善するべき所が多過ぎ!

だけど、きっともっと良くなる。うん!


「うみのハナ」の原画です。

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今年はこのような状況での展覧会だったので

2人の受賞者の方は来られず、リモートでお話しました。
絵本づくりについて、そして今後の取り組みなど交流が持てたのが楽しかった!

さてさて!これからも
新作どんどん作ります。


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