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【6歳長女】カップケーキを作りたい

私はお菓子作りが嫌いである。

角を立てるまでクリームを泡立てるだの粉を振るうだの細かい条件がたくさんつくところや、粉やバターを使用したあとの器具を洗うのが嫌いである。

学生時代のバレンタイン、友チョコの習慣に毎年頭を悩ませていたのは遠い記憶。そこを脱して自由になれたと思ったら、娘は器用な旦那に似たのか手作りが大好きな子に育っている。物心ついた頃から工作、手芸、料理とあらゆるものに興味を持ち、それはお菓子作りにも及んでいる。今までにもチョコバナナやレンチンでできるチョコケーキを作ってきた。

プリキュアのお料理動画でカップケーキ作りを見た長女が早速私に直談判してきたのは昨年の夏のこと。我が家にある電子レンジはオーブン機能こそあるものの天板がついていない。それを理由にはぐらかしていた私だったが、やっと一緒に作る決心がついた。あのバレンタインに乗っかったのである。

まずは電子レンジの説明書を読む。すると、そもそもうちの電子レンジは天板がなくとも付属のターンテーブルをオーブン使用時にも使えることが発覚。ろくに調べもしてなかったのがバレたが一言も責められなかった。なんていい娘。

次はレシピ、材料を調べる。昔はお菓子作りの本と首っ引きだったが、今はスマホで検索。
製菓材料はダイソーで小分けされているものが種類豊富に売っているので砂糖、ココアパウダー、飾りのアラザンなどを購入。小麦粉はホットケーキミックス、バターはサラダ油で代用できるようなのでそちらも用意。卵と牛乳は常備してある。

いざ作る。私はオーブンの準備と材料を出すくらい。牛乳などを測るときは横にいたけれど、ボールに入れるのも卵を割るのも長女。そうこうしていると次女が乱入したので二人で泡だて器を持ち混ぜ混ぜする。
よく混ぜたらカップに流し、予熱したオーブンで焼いてスプレーチョコやアラザンを飾るだけ。

あれ?簡単?

案ずるより産むが易しとはよく言ったものである。長女は工程が分かれば任せられるので他の家事をしながらたまに見に行くくらいだったし、次女も手伝ったが大きなトラブルもなくちゃんと作れた。なにより子どもたちが楽しそう。 
簡単に作れるレシピも今はたくさんあることを知れたので月1くらいでスイーツづくりをしてもいいのかもしれない。

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