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【AC6 1.04.1】大会環境のガチ戦用強パーツ解説

おじゃっす。独立Vtuberの東和正です。

前回あげた【AC6】Ver1.04 PC版対人戦武器ランク解説の動画内で、「強武器だけでなく強パーツも解説してください」との要望があったので、1.04.1環境のガチ大会でよく使われているパーツについて、軽く解説していきます

武器ランクとその解説動画

武器構成を決めたあとのアセン構成に悩んだら参考にしてみてください


HEAD

APや防御性能に加えてスキャン性能やシステム復元性能を司るパーツ
重量あたりの姿勢安定性能が最も高い部位でもある
対戦における姿勢安定性能は最重要パラメータであり、その性質上頭部で軽量化を図るとアセン完成度が落ちやすい
もし頭部まで軽量化しないといけないほどになった場合は、そもそものアセン構成を考えなおして、他部位を調整したほうが強いビルドに仕上がるという点を覚えておきたい

↓動画版

VERRILL

通称:蜘蛛頭

頭を選ぶ際のとりこれパーツ
各種防御性能・姿勢安定性能・APどれも非常に優秀
システム復元性能は110と若干低めなので、スタンガン・火炎放射への耐性がほしければ後述の頭を採用したい
パーツ選びの段階で特に制約がなければこれが選ばれることが多い

EPHEMERA

通称:エフェメラ。重二重ショや軽タンのお供

システム復元性能姿勢安定性能を両立したい場合の選択肢
VERRILLから重量が500増えた一方で、防御性能は微減し、スキャンも持続が短くなったことから使いづらくなってしまっている
しかし、現状の大会はパーツ固定のまま連戦するケースが多く、どんな相手と対戦するかがわからないため、多くの相手を見ることができる本パーツはかなり採用率が高い

VE-44B

通称:アンテナ頭

スキャン性能システム安定性能に全振りしたアンテナ頭
その代わりに重量・EN負荷共に重く、VERRILL・EPHEMERAに比べ防御性能・姿勢安定性能が低い
シングル戦ではシステム復元性能よりも圧倒的なスキャン性能を目当てにされることが多く、ザイレムやグリッド086上層外殻など、地形戦が予想されるマップで採用される
チーム戦ではスキャン範囲による索敵性能に加えて、システム復元性能の高さからスタンニードルランチャー対策になり、チーム戦の性質上重量が問題になりづらいことからシングル戦よりも見かけることになる

VP-44D

通称:44D。クソイケメンで性能も申し分なし

重量・EN負荷に対する姿勢安定性能・EN防御性能が素晴らしく、後に紹介するMIND BETAと違いAPや防御性能も十分
Ver1.01までは姿勢安定性能が521とあまりに強すぎたためにナーフされたが、まだまだ強力な頭部
そのせいもあってか大会環境ではこれより軽い頭はほぼ採用されていない
一方でシステム復元性能は100と最低に近く、スタンガンや火炎放射には滅法弱いが、その点を除けばスキャン性能も悪くないため、総合的に最もバランスが良い頭と言えるかもしれない
スタンガンを完全にシャットアウトできるコーラルシールド搭載機軽量機によく採用される
また高重量の頭にゲテモノが多い一方、VP-44Dはビジュアルが格段に良いため、見た目重視で採用してる人も多い

  • その他たまに見る頭

    • MIND BETA

      • APとシステム復元性能が壊滅的な一方、EN負荷が最低クラスながら最高の姿勢安定性能を誇る

      • 前述のVP-44Dとこちら、どちらを選ぶかは好み

      • EN負荷の制約が重いEN武器を使ったアセンや、スタッガーを取られないことが最重要となるチーム戦などでよく採用されている

姿勢安定性能は脅威の536

CORE

APや姿勢安定性能に加えて以下の3つの補正が存在する

  • ブースタ効率補正

    • 高いとQBの消費ENが下がる。軽量級コアの方が高い傾向にある。

  • ジェネレータ出力補正

    • 高いとジェネレータのEN出力が上がる。EN回復速度やアセン構成の幅に関連する最重要パラメータ

  • ジェネレータ供給補正

    • 高いと主にEN消費アクションを取った後のEN回復開始が早まる。

現環境は重量環境になっており、そもそもQBを多用する軽量機以外はブースタ効率補正を考慮する必要が薄いため、シンプルに耐久が上がり、ジェネレーター出力補正も高くなる重量コアの採用率が高くなっている

VE40-A

通称:アキバ胴

非常に高い防御性能と、ジェネレーター出力122によるアセンブル幅の広さから圧倒的な使いやすさを誇り、おそらく大会では最頻出のコア
重二・軽タン・ガチタン・4脚、軽量以外のあらゆる脚部で常に第一候補となる
EN武器を搭載する機体などは特にこれ1択になってしまうことが多い
最近ではLRAや軽レザショが流行っていることもあり、最高のEN防御性能を持つことから更に評価を上げている

TIAN-QIANG

通称:ダーフォン胴

各種補正はVE40-Aの下位互換だが、姿勢安定性能は各種胴の中でもずば抜けた629を誇る
その姿勢安定性能・耐弾・耐爆性能からバズーカやショットガンに対して強く出られる
QB性能やブースト回復開始までの時間は各種胴の中でも最弱だが、ABや通常巡航で回避するのであればデメリットは少ないため、AB重2インファイト型や軽タンクによく採用される

MAIN DISH

通称:メインディッシュ。コラジェネのお供

最高重量ゆえの最高クラスの防御性能に加えて、ジェネレーター供給補正が全コア中No1であるためブースト回復開始速度が最も早く、ほぼコラジェネとセットで運用される
無限浮遊する重量機やホバタンはこれ

MIND ALPHA

性能もビジュアルも良い

装甲や姿勢安定を若干下げたVE40-Aと言った印象の非常にバランスの良いコア
QBリロード速度間合い調整能力を重く見た肉抜きガチタンによく採用される
重量に対する各種補正値や防御性能の効率が良く、MELANDERなどのその他中量コアの上位互換に近い
機動力と装甲の両立をしたい場合はこれ

軽量コア

その他低重量のコアは自分のアセンブルの残り重量やジェネレーターとの相談になるため、非常に幅が広い
いくつか代表的なものを紹介する

  • ALBA

    • 軽二のEN出力が足りない場合

    • 空中に浮かぶタイプの軽2がよく採用する

  • NACHTREIHER(ナハト胴)

    • 軽二のEN出力が足りてる場合

    • QB消費量が最低値になり、ジェネレーター供給補正も109と高いことからEN補充開始速度も最高クラス

      • 軽2脚の最良相方

ALBA
ナハト胴

ARMS

射撃武器のロック精度や近接武器の威力が決まる
火力につながるパラメータのためこれらの値は重要そうに見える…が実はそんなこともない
とくに射撃武器適正については100を超えるとロック時間に1F~3F程度の差しか生まれないことがわかってきており、一定ラインを超えていれば問題なく運用可能
近接武器を装備する場合は、圧倒的な適正値の差からBASHO一択になる
これらの観点から、実は最もパーツ選択肢の幅が狭いカテゴリが腕部
ガチ環境では以下の3択にほぼ集約される

EPHEMERA

腕パーツランク作ったらTierSS

圧倒的な採用率を誇る最強の腕。重量に対する防御性能が高すぎる
特に対ENにおいては群を抜いており、重量級の腕に匹敵する値になっている
射撃・反動性能に関しても100を超えており、前述の理由から必要十分な値を満たしているため、特別な理由がない場合、常にこれを装備したい
ただ、デカールカスタムの幅が狭いなど、デザインは賛否両論

MELANDER C3

1.04.1アプデの当たり枠

1.04.01アプデにより重量が微減し射撃性能が135になったことで選択肢に
EPHEMERA腕とほぼ同等の重量でかつEN負荷が100ほど低いため、射撃性能やEN負荷を重視する場合に選択肢にあがる
とはいえ射撃性能に関しては赤ロック移行時間のデータをなどを見ると飽くまでも体感レベルの差であり、筆者としてはEN供給性能に不安がなければエフェメラ腕を推奨する

BASHO

軽すぎ硬すぎ

最低重量・最低EN負荷でありながらEPHEMERA腕を超える2430AP最高値の格闘補正を誇り、ヨーヨーやスライサーなどの近接武器装備時は必須となる
あまりに強すぎたため1.03.1でナーフされるも、未だに重量・EN負荷あたりの防御性能では最高効率の性能
代償として射撃性能や反動性能は50台と低いため武器構成を選ぶが、デメリットを踏み倒せる武器ではEPHEMERAよりも積極的に採用される
射撃性能が関係ないハンドミサイルや、FCSでOCELLUSを装備する近距離武器ではエフェメラ・メランダーC3と比較してもロック移行時間に1Fしか差がでず、反動以外のデメリットが消滅するため、重ショ、ニードルガンなどは相性が良い

その他

通称:かわら(瓦)腕。重すぎぃ!!
  • TIAN-LAO(天牢)

    • 最高重量26740ゆえのAP3000圧倒的な対弾性能を誇る

    • しかし重量に対する防御効率は非常に悪い

    • 現在はガチタンであってもQB性能が劇的に低下することから重量が重視されており、対LRAを重く見る場合や、NGIブースター搭載の上下移動で立ち回る重二型(コラシLRA・ランセツSOUPなど)では採用する場合がある

LEGS

APや姿勢安定性能に加えて機体の操作性まで変わる最重要パーツ
だが、二脚以外のカテゴリであるタンクや4脚はそもそも選択肢がなく、逆関節は中量であるMIND BETA以外ガチ対戦環境では採用する価値がないため、使い分けが存在する二脚のみ解説する

重二脚

DESSERT

僕の周りではクマ脚と呼ばれてる

二脚中2位の姿勢安定性能に加えて、後述のドム脚と比べて重量効率の良い優秀な防御性能を誇るため、LRA重二や対EN武器を重要視した重二重ショ、ニドスラなどに採用される
機動性能をそこまで重要視しないのであれば、とりあえずこれを装備しておけば間違いない

TIAN-QIANG

ダーフォン脚

DESSERTに比べ姿勢安定は70程低いが、重量が2000ほど軽量でありかつ対爆性能は上回っており、vsバズーカ性能とAB速度を重要視する重ショ、レザショなどに採用される

VE-42A

通称ドム脚。これだけホバー移動であるが故の特殊な仕様もある

最重量の二脚
最高値となるAP6000対EN防御性能による圧倒的な耐久を誇るものの、重量差から生じる機動性能の低下が痛いため、多くの場合重量が3000低い前述のDESSERTが選ばれがちだが、それを無視できる場合には無論最強の脚
特に垂直跳躍性能が14と最低値であることが逆に強く、このゲームでは小ジャンプで相手の赤ロックを外すことができるため、ぴょんぴょんしているだけでLRAやランセツなどの中距離武器のヒット率を大幅に落とすことが可能
現環境では、主にNGIブースターを搭載した上下移動で立ち回る型や、重量ABミサイラーなどで採用される
特にLRAコラシが猛威を振るうPS環境での採用が多い

中二
現環境のガチ戦では中二を選ぶ意味はなく、大会で入賞を狙うならば不向きなため、強いと言えるほどのパーツは存在しない

軽二

NACHTREIHER

ナハト脚

228というオンリーワンの水平跳躍性能によるとんでもない地上QB性能を誇る
PSに依存する面が多すぎるため主な採用先となるアーキタイプもバラバラであり、大会環境で見かけるのはほぼ上位プレイヤーの専用機となる
有名どころでは
Nichtさん:Wニドガンレーザースライサー2連双対
霧ヶ峰さん:Wランセツ爆導索レザドロ
ラフ人さん(PS環境):ルドロー赤ネビュラ爆導索垂プラ
など

ALBA

最軽量の脚

地上性能を重視したナハトに対して空中性能を重視したのがALBA
採用先は空を無限に飛びながらミサイルによる遠距離戦を展開する、いわゆるふわミサに限られる

BOOSTER

機体の移動速度を司るため使い分けが重要そうに見えるが、実際にはABを重視するか垂直推力を重視するかで、BUERZELかNGIの2択になる
軽二のみALULA、P06SPDの2択になる

BUERZEL

ミッションでも対戦でもSSTier

言わずとしれたAB性能最強のブースター
他のブースターとのAB推力、消費ENの差が圧倒的でありABをある程度使う場合は基本すべてこれになる

NGI 001

通称:ナガイブースター。ログハントするモチベーションの1つ

水平・垂直推力が素晴らしく、単発でのQB性能も最高クラスであり、QB保証重量も高い
とはいえ水平推力はオマケであり、そこを重要視するくらいならBUERZELでABを吹かした方が良いため、垂直推力を頼りに採用することになる
比較対象としてはより垂直推力と燃費が良いGRID WALKERがあるが、NGIの方がAB性能とQB性能が高く、総合的な戦闘力ではNGIに軍配が上がるケースが多いため、悩んだらこちらを選ぼう
特に4脚ではホバー状態のQB性能も向上するため相性が良い

ALULA

QB推力・噴射・リロードのバランスが最高値

QB性能が最強、QBリロード保証重量からもナハト脚専用のブースター
水平推力は申し分ないが垂直推力は弱く、またAB速度はバーゼルに次ぐ2位ながら燃費がかなり悪いため、空中に逃げる相手を追いかけるケースは強みを活かせないため技量が要求されるが、そもそも軽二というカテゴリ自体がPS要求値が高いため今更かもしれない

P06SPD

推力に目が行くが実はQB性能やAB性能も悪くない

最高の水平推力を誇るブースター
垂直推力は乏しいものの、その圧倒的な水平推力から実は空中での移動性能がNGIやグリッドウォーカーと遜色なく、ABでダイレクトに距離を詰めてくる相手に対しては最高の引き性能となることからふわミサに採用される
僕も詳細はよくわかっていないのだが、ブースト速度379を超えると空中機動性能が良くなるらしい…?採用する際は意識してみると良いかも

GENERATOR

アセン構成のネックになるEN出力と、ABやQBなど各種ブースト行動に使えるEN容量絡みのパラメータが決まる
各パラメータを解説すると日が暮れてしまうが、現在は研究が進み各アーキタイプごとに使うジェネレーターがほぼ固定化されているため、先人の知恵を踏襲していこう

SAN-TAI

ミッションからNESTまで、このゲームで間違いなく一番お世話になってる

最大のEN容量であり、EN補充性能も申し分ない
ENに依存しない機体は重量が問題なければこれ一択と言えるほど
EN容量はそのまま行動の自由度や行動回数に直結するので、最重要のパラメータ

VE20B・20C

通称150ジェネ
通称128ジェネ。これをイチニッパと呼ぶ人は理系バレする

EN武器用のジェネレーター
20B:EN射撃武器適正150、EN出力激弱
・20C:EN射撃武器適正128、EN出力激強、重量激重

EN武器適正のみならず、EN補充性能の面から見ても20Bは20Cの上位互換なのでできれば20Bを搭載したいが、やはりそのEN出力の低さが脚を引っ張るためアセン構成の幅がかなり狭くなる
20CはEN補充性能が劣悪なため、EN補充開始までアーキバス胴でも1.9秒弱と無防備な時間があまりにも長い
主な対処方法としては、コラシでごまかすか、タンクや軽タンクに搭載して巡航速度・耐久でごまかすかのほぼ2択になる

NGI 000

大コラジェネ

最高のEN容量と最高の復元時補充ENと最低のEN補充性能を持つ大コラジェネ
EN補充補正最高のMAINDISHを装備しても再補充開始まで3.5秒必要になる
そのピーキーな性質上、ENがなくても動けるガチタンや、着地せずに無限に飛び回る逃げAB重二や、チーム戦でのホバタンなどにのみ採用される
EN射撃武器適正も110であり、EN武器を使う際の選択肢にも入ってくる

YABA

やばー

EN容量があまり重要にならないガチタン・軽タンの相方
特にガチタンと相性が良く、その軽さからQBリロード時間の高速化に寄与する上、EN最低補充量が1000とちょうどQBを1回してもギリギリ残る容量であり、ENを使い切っていても補充後即QBを2回刻むことができる
またタンクのキックやふわふわ軽二で滞空することで無限浮遊も可能

VP-20S

ほぼふわふわ軽2限定

重量3800でありながら3200の十分なEN出力を持ち、加えて復元時補充ENが1200とかなり高い点が特徴
補充性能も通常のジェネレーターと遜色ないため、軽コラジェネに比べて取り回しが良い
主にふわふわミサイル軽二に採用され、機動力を担保しながらの無限滞空が強力

その他

  • MING-TANG

    • 軽量版SAN-TAI

    • EN容量を重視しなくて良い軽タンバズ専用

    • YABAと違いENを使い切ると弱いため、立ち回りのEN管理に気をつけたい

以上!なんだかんだ7000文字になってしまった
後日環境アセン解説シリーズとして、現環境の大会で活躍しているアーキタイプについても順次書いていこうかなと思うので、各パーツをどう組み合わせるかの実例を見たい場合はそちらをお待ち下さい!

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