人生に心地よさを②〜人生の中でやらなきゃいけないことなんて何もない〜

私たちは、日常の中で、やりたくないけれどやっている、と思っていることがあるかも知れません。
例えば、学校、仕事、納税、結婚、育児、介護、etc....。
「あ〜かったるい！何でこんな苦しい思いをしてまでこんなことしなきゃならないんだー！」と思いながら、あなたがそれを行っているのだとしたら、それって本当かな？と少し疑ってみる必要があるかも知れません。

まず、それの何が嫌なのか？をとことん明確にする。

それは、そこで関わる人との人間関係かも知れないし、自分が思っていたことがそれによって出来ないことなのかも知れないし、あるいは、何のためにそれをする必要があるのか？あなたにとって適切な目的が見出せていないからなのかも知れません。

とにかく、具体的に「何が嫌なのか？」を細かく、そして、その嫌なことがどうしてそれほどまでに嫌だと感じるのか？ということを洗い出してみることをお勧めいたします。
ここをとことん突き詰めていくと、ぶっちゃけそれだけであっさり解消されることはものすごく多いです。（笑）

実は、嫌だと思っていることは、全く別のことだということ。

例えば、納税を例にあげましょうか。
あなたが支払っている税金ですが、どうしてそれを払うことが嫌なのでしょうか？
①そのお金が適切に使用されていないと思っているから？
②金銭的に余裕がないから？
あるいはそれ以外の理由が何かしらあると思います。

もし、①の理由だとしたら、あなたは政治に興味があるということなのかも知れません。だとしたら、何にもっと税金を使いたいのかを明確にする必要があると思いますし、そのことに対してあなた自身ができることを見出すこともできます。
そして、その時点で、税金が本当の理由ではなくなるはずですね？

②の場合であれば、本当の理由は、もっと生活に潤い（余裕）が欲しいということですので、これも理由は税金ではありません。

あなたにとって適切な目的を見出すと、幸せに動けるようになります。

では今度は、学校や仕事が嫌だと感じている場合を例に挙げてみましょう。
「何のためにこんなつまらないことを学ばなければいけないのか？」
「お金のために働くなんて苦痛でしかない！」
こんな風に思っている人がいるとします。

今の世の中、学校に行かなくても、誰かに雇われなくても、自分の学びたいことは学べるし、仕事も自分で創り出すことは出来ます。だから、行きたくないなら行かなくても別にいいのでは？という個人的な意見はありつつも、もう少し、違う方向から観ていきたいと思います。（笑）

それは、見出しにもあるように、「自分にとって適切な目的」を見出すということです。
自分のためかつ、誰かのためです。それをすることで、どういういいことがあるのか？を考えてみます。

学校であれば、将来、こういう仕事をしたいと思っているので、そのためには、こういう学校でこういう勉強をしておく必要がある。そして、あなたのそのやりたいことで人が喜んでくれる、とか。
仕事であれば、この仕事をすることで、こんな人たちにこんな貢献ができる。家族が安心して生活できる。だから、仕事は、お金のためだけではなくて、いろんな人をハッピーにしている、とかですね。

もちろん、↑の目的は今私の思い付きで書いているだけなので、あなた自身の適切な目的を見出してみてください。
そうすると、イヤイヤ行っていた学校も仕事も、何だかほっこり幸せ気分で通えるかも知れません。

つまり、”やらなきゃいけないこと”だと思っていたことというのは、単にあなたがそう感じていただけのことであって、それらを”やりたいこと”、”○○のために必要なこと”としてどんどん変換していくと、やらなきゃいけないことなんて無くなっていく訳です。

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