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学生困窮【日々のツイトレ】

※2020.4.20monのTwitterトレンドワードより


学生の本分はアルバイトである。

違う。学生の本分は勉学である。

とはいえ、多くの大学生や短大生がアルバイトをしていると思います。理由は人それぞれで違うと思いますが、本気で学費や生活費、または資格を取るための資金を稼いでいる学生も多くいると思います。

私も大学時代は某レンタルショップでアルバイトをしていました。映画とか好きなら一度は通る道。社員は店長と数名で、数十人のパートとアルバイトでお店の人員は構成されていました。

多くのお店の実働を支えているのは、パートとアルバイトではないかと思います。


今、新型コロナウイルス感染症で飲食・観光・エンタメなどの業界が苦境に立たされています。緊急事態宣言により、さらにその裾野は広がっています。

契約上、弱い立場から切られていきます。もちろん、アルバイトたちもそうなることがわかっています。

私は趣味と実益レベルだったわけですが、本当に稼がなければいけない人にとっては、何ふり構っていられない状態だと思います。


緊急事態宣言で多くの学生アルバイトが厳しい状態に陥っています。探せばいろいろと仕事はあるのかもしれません。しかし、この状況下で新しい仕事を探すのは、かなり勇気がいることは事実です。この状況で募集をしている仕事は、今なくてはならない最前線の仕事が多いはずだから。

もちろん、アルバイトは様々なので、お店にこだわる必要はありませんが、一番人数的にも多いのが店舗でのアルバイトだと思います。

親はできれば安全に生活してほしいと思っています。

それなら、金出してやればいいじゃんと思うかもしれませんが、そう簡単にはいかない家庭もあります。

そして、新規でアルバイトを募集しても、新たに慣れない人を現場に雇い入れて研修などをする人員をなかなか割けません。また、この非常事態のために人件費を膨らませるのは、それなりにリスクがあります。



アルバイトをするくらいなら奨学金をもらえばいいじゃないかと言う人もいると思いますが、あれは「奨学金」という名の「借金」です。

昨年、大学生などにも貸与ではなく給付型奨学金が幅広く拠出されることが決まり、今年度から施行される予定です。実際はまだ給付されていない状態だと思いますが、予算は決まっているので今年度はおそらく給付されると思います。

しかし、今年度は新型コロナウイルス感染症対策の財政出動がこれまでになく巨大です。来年度、同じように給付型奨学金が出るとは限りません。

こういう時ほど、これからの世代を大切にするべきですが、昨年と同じようにほとんどの大学生などに給付、というわけにはいかないかもしれません。成績の審査などが厳しくなる可能性もあります。

もちろん、成績が伴わない学生に奨学金を出す必要はないと思います。成績優秀で有益な学生に資金を注力するのが、給付型の本来の姿です。給付型奨学金を期待していた学生にとって厳しい状態になる可能性があることを、少し胸に留め置くくらいはしておいた方がいいかもしれません。


緊急事態宣言のため、まだ始まっていない学校も多くあると思います。今後、学校側が新型コロナウイルス感染症問題に対してどういった取り組みをしていくのか、学校側も力量が問われる場面です。

また、これから学校を選ぼうと思っている高校生たちにとっても、オープンキャンパスなどの予定が立たず、苦心していると思います。

給付型奨学金制度については、今後どうなるのかしっかりと見極めて、お金のことも考えた上で、これからの進路を決めてほしいと思います。

ただ、学びたいと思う心だけは継続して、野望を掲げ続けてほしいです。



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