韓ミュ観劇録②③ 「The Tale April Fools」/「그날들」(あの日々)
滞在3日目の夜、大学路で観劇2本目。
「The Tale April Fools」
どこを切り取っても韓国ミュージカルってかんじ。
・出演者2人。
・時系列空間飛び越えまくり。
・ドロリ。
・曲カッコイイ。
前日の「滅火軍」のほうはまだ展開についていけたけど、「エイプリルフール」はびっくりするほど何も分からなかった…笑
でも、今回の旅の切っ掛けを作って下さった韓ミュ博士のお姉様達いわく、難解すぎてほんとに分からない作品だそう。
予習しておいた「4月1日にそれは起きた」「ヴァンパイアものを書く作家の盗作?問題」がそれ以上解明されなかったが、まあ、そんならいっか。
しかし全員歌がうますぎる。ほんとにうますぎる。
あと美術がとても美しい。
話分からないながら、照明で時空間を区切っていると推察した。その照明が綺麗。
滞在4日目、マチネで観劇3本目。
「그날들」(あの日々)
ジュークボックスミュージカルだそう。YouTubeで聴いたことのある歌が出てきて、ほんとだこれ知ってる!と思った。
主演の3人はみな大学路ミュージカルから映像へ行き、そして帝国劇場よりちょっと大きい劇場でこの10周年記念公演に出演。
オ・マンソク(愛の不時着),キム・ジヒョン(39),チ・チャンウク(多すぎて書ききれん)。
この作品自体、かつては大学路で始まったらしい。確かに、そんなテイストがところどころな感じ。
どんな演出だったんだろう、劇場サイズ違うならこの演出もこうだったのかな、
色々考えながら、盆が回るのを見たり、大勢口ダンスナンバーに圧倒されたり、私の好きなパターンの物語にうつつをぬかしていたらもはや悔しさで泣けて参った。
大学路でスタートした(とはいえそれでも1,000席規模だし初演から国内で多数受賞の)国産ミュージカルが10年間再演を繰り返し、帝劇を超えるサイズで上演されている。
ブロードウェイでハミルトンを観た時をと似たような悔しさまでおぼえる。
同時に、文化の違いにも頭を巡らせまくる。観劇中の脳内が忙しい。
しかしそれらを置いといても、普通に好みにヒットした作品だったので、出来ることならおかわりしたいとさえ思ったが、普段からまずは観劇数をこなしたい人なので、ぐっと我慢…
あ、チ・チャンウク氏、帝劇サイズの芝居も自然にするのに大学路サイズの芝居も自然にミックスされていて、最高かと思いました。
〜韓ミュ観劇録②③ The Tale April Fools/그날들(あの日々)〜
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