見出し画像

「VUCA時代だから経験社数は多くなるのでは?」仕事と私 #5

VUCA時代だから転職が増えるのは当然では?

ふと思いました。

釈迦に説法かとは思いますが、
VUCA時代とは
「Volatility:変動性」「Uncertainty:不確実性」「Complexity:複雑性」「Ambiguity:曖昧性」の4つの単語の頭文字をとった造語
元は軍事用語でしたが、2010年頃から経済分野においても使われはじめ、さらに人材育成の現場やマネジメントでも使用されるようになったとのこと。

近年、感染症の世界的な流行、突発的な水害や地震といった自然災害、IT技術の進化による産業構造など、世界の構造はドラスティックな変化を起こしています。

こうした背景のなか、日本企業においても終身雇用や年功序列の崩壊などの変化が起きており、不確実で複雑、不透明で曖昧な社会情勢は、まさに「VUCA時代」ということができるでしょう。
(引用:https://www.r-agent.com/business/knowhow/article/7736/


「AIに取られる職業は?」というテーマがよく話されますが、
完全に無くなる以外にも、シュリンクするビジネスや職種もあるはずです。

このように時代の変化にアンテナを張っているビジネスパーソンであれば、「今仕事に就いている業界・職種ってシュリンクするのでは?」と気づき、
「今後もっと求められる業界・職種に行きたい」と考えるのは自然なことです。

よって、10年20年前の感覚で「〇歳で〇社は多い」と定義づけるのは、もしかしたら現実とギャップがあるかもしれませんね

※もちろん個人起因や他の要因での転職は除く、ですが…


採用人事の洞察力がもっと必要になる

前述の理由から、作業的にしか採用できない人事がいる企業は、
人手確保に相当苦戦すると思います。

・採用要件を単純に下げる
・採用要件を維持したまま

シンプルにどちらかをやればよいという話ではなく、どちらもやれるようにならなくてはなりません。

社数や学歴など表面的な情報だけで判断せず、
採用要件を維持するに等しい多角的な観点で候補者を見極める必要があります。

こう考えると、現状「HR」周りで一番難易度が高くなるのは採用人事なのでは?と考えています。


転職エージェントがやらねばならないこと

HR・人材業界では大手の舵取りが常に波風変わっており、
差別化を図っていかないと今より簡単に淘汰されるようになるはずです。

直近のトピックスだと、リクルートも掲載課金型から応募課金型に変えていくようですね~
より安い費用で集客できたり、ビズリーチのCMの通り企業からのダイレクトリクルーティングが増えることで、
単なる集客屋さんをやっているエージェントは厳しいのでは…
そもそも集客力がないエージェントは言わずもがな。

経営陣がちゃんと人材紹介を理解している場合は、集客・面談・選考サポートにおいてどのようなブランディグ(どんな介在価値を発揮するのか)を行うのか定めること。
全社でその動きがない場合は、せめて個人だけでもブランディングで差別化を図ること。

有権者としてだけではなく、
仕事もぼーっとしてると置いてかれる時代ですね


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?