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1000円カットしてきた💁‍♀️

2.3ヶ月に1回いつもの美容院でヘアカット+ヘアカラーをしてもらうのが私の髪事情なんだけど、ここ1週間枝毛が気になってしょうがなくなり、髪を触って指がひっかかる度にテンションが下がっていた。

元々猫っ毛×癖っ毛の私は痛みやすいうえ、伸ばすと尚更髪のダメージは酷くなる。住んでいる長野は標高が高いから紫外線も強い(らしい)。
そして今の季節は乾燥代表の冬。つまるところ今の環境は私の髪にとって敵が多すぎて、毎日ちょっと気をつけて手入れをしたくらいでは
すぐに負けてしまう状況にある。

枝毛気になって仕方ねーーーーーー。

あと、レイヤー入れて少し雰囲気変えたい。

でも、当日美容院の予約なんて入れたくないーーーーーーー。 


ってことでタイトルの通り、歩いて10分の1000円カットに行ってきました。

1000円カットは初めてではなく、中学生の時はバチバチのバスケ部でずっとショートヘアを実家近くの1000円カットで保っていた。

だから今回は10年振りくらい?の1000円カットである。

店内を外から覗くと、

おおお…。

やはりミドルな男性のお客さんが多い…。
(というか全員)

一瞬帰ろうか迷ったけど、「いやいや、今日は何としても枝毛とオサラバすると決めたやん?」と気合いを入れ直していざ店内へ。

ちょっとドキドキしながら自動販売機?みたいなところにお金を入れて番号が書かれた紙を手にする。


待合所には私が好きな『荒川アンダーザブリッジ』が置いてあって嬉しくなった。

読みはじめてここからってところで私の枝毛を切ることになる人から番号を呼ばれた。

見ると、いかにも野球好きでラーメン屋とかにいそうなおじさん(ごめんなさいごめんなさい)。

今日はどうします?

と聞かれ、ネットで探した写真を見せながら

「髪の痛みを取るくらいで長さはあんまり変えずに。あとこんな感じでレイヤー入れたいです」と伝えると

「それレイヤー入ってないよ」と一掃。

そのまま「分かりました」と言って髪を霧吹きで濡らし始めた。何が分かったのかは分からなかった。

そして凄いスピードで切り始めた。あまりにも迷う事なく切っていくもんだからちょっとびびる私。

でもよく見ると分かる。

凄い丁寧だな…。

何回も髪を持ち上げてハサミを入れて、少しずつ、少しずつ短くしていく。

穴が空きそうな程髪を見つめ、ターゲット(枝毛)をロックオンして切るその姿を見て、普段バリカンばっかりで女の人のカットに慣れていなかったりしないだろうか。なんて失礼な事を考えていた自分が恥ずかしくなる。

間違いなく、私はプロに切ってもらっていた。

約15分後、鏡で後ろ姿を見せてもらうと望んでいた髪型がそこにあった。長さは変わらないから一見どこが変わったか分からない。でも確かに違う。髪が軽やかになっている。


魔法だ。。。


感動に浸る間もなく荷物を手渡されて即終了。
途中の会話はゼロで、ブローやアイロンなどの最後の仕上げもなし。
結局お店の人とは一度も目が合わなかった。

でも1000円という価格を実現するためのサービスだから当たり前だ。むしろ、この魔法に1000円という対価は安すぎると思った。

愛想や営業トークは一切せず、ハサミ一本で勝負をするぶっきらぼうなおじさんはとてもかっこよく見えた。

普段通っている美容院での美容師さんもハロオタのためトークが非常に盛り上がるし
ツヤッツヤのカラーにしてくれるから大好きだけど、美容院の期間を少し長くして、途中に1000円カットで整える方が髪を綺麗に保てるという新しい発見を得ることができた。

1000円カット最高!

髪と同時に心が軽くなった。ありがとうございました🙇‍♀️

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