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心身共に許せる人 ①

私は、10年くらい前に離婚しています。〇人未遂事件になり、元旦那は前科者となりました。
当時の娘は、小3…私が力尽きて意識を無くすまでの一部始終を目の前で見てしまったが為に、メンタル崩壊で情緒不安定。2〜3年、カウンセリングに通わせました。私も薬学関係・臨床心理士・スポーツメンタルトレーナーの医療従事者なのにも関わらず、周囲に言われる以前に自分自身、ケガだけではなく、精神的にもおかしいのは分かっていたけど、娘が最優先。同時進行で次から次へと片付けないといけない問題とも向き合いつつ、本当に周りが見えないくらい目の前のことしか視野になかったくらいでした。一気に地獄へ突き落とされたんですから…。
それがきっかけで、そろそろ5年目に入るんですが…精神障害者2級の手帳を所持するようになってしまいました。
当初、勤務先病院で診てもらってたんですが…症状悪化に伴い、開業医の専門クリニックを紹介され、今でも月1で通院しています。
あの頃は、全てにおいて恐怖心と警戒心と現実逃避をしたい毎日で、今もたまにあるけれど、フラッシュバック…トラウマは私も娘も消えることは無いです。パニック発作が多発に起きて、軽度なら点滴…重度だと救急搬送されてました。主病名が躁うつ病・PTSD・パニック障害。他にも様々な症状はありますが…。
記憶にないのに気づいたら自〇行為を何度かしてしまったり…。生きている意味が分からなくなってました。それでも娘は守らないといけないから、当時は、娘に罪悪感もありつつ、唯一、生きている証でもあり、支えでした。
今年の4月、その娘も大学生になりました。東北大学に現役合格。母子家庭だった為、私も娘もそれぞれ一人暮らしの生活。
そして、今年も終わるであろうこの時期に、私が離婚してから10年近く、何人かの人たちに交際を申し込まれたりしていても恋愛願望・結婚願望も全くなく、警戒心や男性恐怖症もあったり…私の過去のことを話す機会があった時、間違いなくドン引きされることもわかっていたし、一緒になったり別れたりという経験をもうしたくなかったんです。1人の方が安心感もあったからです。
でも、それを覆す人が現れてしまったんです。今まで、誰に対しても心を許せる人なんていなかったのに…。自分でもビックリしています。
その出会い、次回にお話したいと思います。
読んでくださり、ありがとうございました。

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