出産日、誕生日となった日のこと.1/27

この日の日記をベースにまとめます。
今回は特に、出産時のことを書いています。フラッシュバックする方や、心に波が立つ方は、飛ばしてください。

出産は、人それぞれ、あかちゃんによっても異なります。出産の方法や進み方は、週数や母体によっても、病院によっても、異なると思います。なにがいい、なにがわるい、ということではないと思っています。
これより先は、私個人の記録となります。

この前の日のことを、できれば先にお読みください。

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2020/1/27(月)

6:00 検温
担当の助産師が来る。
今日も明るい人。私まで明るくなる。
7:00 朝食
7:45 診察
担当の先生が診た後、副院長診て、
副院長「奥がまだ開いてないけど柔らかくなってるので、促進剤入れて、様子みましょう。もし反応が弱ければ広げる処置をしましょう。」
担当の先生も信頼できるし、副院長も信頼できる。安心する。

8:30 分娩室へ移動
夫到着
病院の分娩用の服に着替える

9:00 促進剤一回目
痛み出てくる、まだ余裕ある、持参した雑誌読む。1分間隔にお腹張る。次第に痛みが出てくる。
張り繰り返してますね、痛みありますか?と何度か助産師が様子を見にくる。
助産師の顔見ると、安心する〜

12:20 促進剤二回目
担当の先生手術中のため、副院長と別の先生来る。あの痛い先生。怖い…やっぱり痛かった!担当の先生は全く痛くなかったのに〜!って心の中で。(痛みは、先生によるのか回数によるのかは不確かです。私の精神状態にもよるところがあったと思います。力むと痛い)

12:30 昼食 冷麺、ピリ辛でおいしかった!
夫も食事のため一旦外出。
食事の最中に、1分おきに痛みがくるようになり、都度、箸止まる。

13:20 だいたい食べた後、助産師よりトイレに行くように指示される。
トイレ後から痛みが変わる。
1分間隔で40秒くらいの痛みが続く。
なにもできなくなる。唸りながら、痛みに耐える時間。

13:40 夫に連絡。すぐ戻ると連絡あり。ナースコールする。助産師、内診。進むかも、とのこと。耐える、耐える。

夫、戻る。
バタバタと準備始まる。
痛み続く。出したい感じになり、叫ぶ。
胎胞出てきたって。準備間に合わず助産師が手で抑える。担当の先生到着。安心感。


午後2時9分 出産
やっぱり、男の子でした。27cm 404g。

裂けなし。お腹押され胎盤もすぐ出る。

少し経って、へその緒を見せてもらった。
捻れていた。一部、細くなっていた。

助産師「お母さんに苦しい思いさせないために、早く出てきたんだねぇ。」と言ってくれる
私もそう思う。
この後は、ぼーっと過ごす。
助産師があかちゃんを連れてきてくれる。
とてもはっきりとしっかりとした身体。
ぷにぷに。かわいい。いろんな感情。
夫、抱っこする。軽いなぁ、と泣く。
足形と手形もらう。小さくてかわいい。
手はぎゅーっと握ってたようで、
ママパパ頑張れってずっと応援してたのかもね、と助産師。
しばらく抱っこして過ごす。

夫と2人でたくさん話す。
6ヶ月生きたね。
あれしたね、これしたね、っと
3人での思い出はたくさんある。
3人で写真撮る。

今後のことを説明受ける。主に夫が。
私はぼーっとして話半分。
やることいっぱい。

今後のことなど、まとまって記載されているパンフレットをもらう。
家族用とお母さん用は別々みたい。
家族用に、〈自分が元気にしなきゃなどと我慢してませんか?泣いちゃいけないと思い込んでいませんか?〉と書いてあったようで
夫が、俺泣いてるわ、って。
私 うん、泣ける人だから大丈夫と思うよ

17:00頃、車椅子で病室に戻る
母子手帳に出産の記録を書いてもらう。
夫から夫の母へ報告。

夫、今日は泊まる、会社は様子見ながらいくらでも休むよ。っと言ってくれる。
私、泣く。

18:00ごろ
夕食。1/3しか食べれず。夫一旦外出。
チョコレート買ってきてもらう。
普段食べないのに珍しいね、と夫。
(私は甘いものは普段ほとんど食べません)

18:30 検温、熱あるけど大丈夫みたい

叔母(母の姉)からのLINEに気づく。
明日分娩か?病院行くか?っと。
出産報告。この後の生活の不安を伝えると、叔母の家に行くことも選択の1つとして、私と夫のしたいように。と言ってくれる。

父に出産報告。
おつかれさま。まずはゆっくり休んで。と。
あぁ、泣く泣く。

19:00ごろ
夫、戻る。夕飯買ってきて食べる。
上長に明日も休むと電話したところ、
上長が、役員など会社に、1週間休むと根回ししてくれたとのこと。
夫1週間休むよ、っと。
ありがたいね、ありがとう、と私泣く。
(その後人事に確認し、夫は、忌引きで1週間の休みがとれました)

しばらくゆっくり過ごして
21:00 消灯
22:30まで2人で話す。泣く。

この日の夜は、2-3時間ほど寝た感じ。
お腹や腰の痛みもあるけど、寝られないほどの痛みではない。気持ち的に寝られなかったのか、興奮状態だったのか。
この日記は、この日、寝るのを諦めて書いた。

***

この日が、大切な誕生日となりました。
大切な言葉をたくさん頂いた日でもあります。
助産師の方々からの言葉には、たくさん救われました。
大切な時間を、夫と共に大切に過ごすことができたのは、病院のスタッフのみなさんのおかげだと思っています。父、義母や叔母が冷静に、静かに、騒ぎ立てずに、見守ってくれた(今もそう)そのおかげで、急がずに、時間を大切に過ごせたし、過ごせていると思っています。

この日のことは、今日書きたいと思っていました。noteを始めたときから。
明日からまた忙しい日々が再開します。心穏やかに、優しく、過ごせますように。前よりももっと人に優しくなれる気がします。物を人を心を大切に。

次は、お別れの準備をした日のこと、お空へ返した日のこと、を書きます。


次の日のことです。


読んでいただきありがとうございます!支えられてます!