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カナー型の自閉症スペクトラムのお子さんを教えるための準備

自閉症スペクトラムを
つぶさにみていくと、
大きく分けて2種類に
分けることができます。

今回のタイトルにもしました
「カナー型」とは、
知的障害を伴う自閉症スペクトラムの
ことを指し示します。

そして、もう一つが
知的障害のないタイプの
自閉症スペクトラムです。

ちょっと前の言葉を使うと、
「アスペルガー症候群」とか
「高機能自閉症」とか、
そういう呼ばれ方をしていましたよね。


今回は、カナー型の自閉症スペクトラムの
お子さんへの教え方をお伝えします。

それはどうしてなのか、というと、
知的障害を伴う
自閉症スペクトラムのお子さんは、
言葉を話すことができても
それが相手とのコミュニケーションの
手段になっているかというと
そうではない場合があるからです。

例えば、テレビで流れるCMの
特定のフレーズを
非常に再現率高く真似て
言葉に出すこともあります。

また、CMのフレーズ同様、
動物の鳴き真似や
サイレンなどの世の中にある音の
再現も見事なものです。

ただ、ここまでに話したことが
揃っているからといって、
あなたのお子さんがカナー型の自閉症に
該当するのかどうかは
必ず医師の診断に従ってくださいね。


それでは、早速本題にいきますが、
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カナー型のお子さんは、
知的障害のないお子さんより
教えづらい、と思われがちです。

確かに最初はそうかもしれません。

でも、学習の「定着」と
「誤学習の率」を考えると、
カナー型のお子さんの方が
圧倒的に教えやすいのです。

もちろん、知的障害を伴うので
学んで身につけられることは
私たち以上に限られてしまいますが。
療育手帳などを取得している、
あるいは将来的に取得する予定があれば
大人になってからも福祉で守られるので
生活に困ることは少ないでしょう。


今回は、カナー型のお子さんを
教える際のポイントを3つに絞って
お伝えしていきます。

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