見出し画像

年末から始めるサポートブックの準備

あなたはサポートブックを
ご存知でしょうか?

サポートブックとは、
幼稚園や保育園、小学校、
それからお子さんが利用する
関係諸機関に提出して、
お子さんのことを
書面でお伝えする方法の一つです。

ただ、
サポートブックを作成したからといって、
手渡した相手が見てくれるか、というと
そこはまた違ってきます。

以下の記事は有料なのですが、
無料部分では
先生が読んで役立つサポートブックの
書き方をご紹介しています。

また、有料部分では
小学校の特別支援コーディネーターの
先生と一緒に考えた
サポートブックのフォームと
サポートブックをどう活用するのかの
動画セミナーがセットされています。

サポートブックは、
療育機関ではなく、
あなた自身が作成するものなので
是非ご覧になってくださいね♪

さて。

そんなサポートブックですが、
先ほど申し上げた通り、
あなたがゼロから作成する必要がります。

LITALICOさんの以下の記事では
サポートブックのフォームを
無料でダウンロードできます。


とても丁寧に作成されているな、と
個人的には思いますので
正直、素晴らしいと思います。

しかしながら、
これを学校の先生がしっかりと
目を通すのか、というと
実はそうではありません。

確かに目を通す先生もいらっしゃいますし、
サポートブックを読んで
活用できる先生もいらっしゃいます。

でも、そういう先生ばかりではないし、
そもそもあなたのお子さんの担任の先生が
サポートブックを活用できるかというと
それは未知なこと、ですよね。


ですから、元教員の私は、
学校の先生が活用しやすい
サポートブックを作成したわけです。

みなさんが思っている以上に
今の学校は多忙なのです。

特に、都市部へ行けば行くほど
教職員の心身の疲労の度合いが
強まっています。

正直、もう先生方全員が
限界を超えて働いているな、という
印象を私はもっています。

そのような中で、
特に通常の学級に就学したり
進級したりするお子さんの
サポートブックがどれくらい
活用されるのか、というと
個人的には不安が残ります。

だからこそ、なのですが、
できるだけシンプルなサポートブックを
作成しましょうね。



いよいよここから先は、
サポートブックを作成する上で
どのような準備をしておくと良いのかを
お伝えしていきます。



1.サポートブックは誰のために作るの?

サポートブックは、
子どものため、とか先生のため、とか
他人のために書いていると
思っている方が多いです。

だから「読んでもらわないと
ガッカリしてしまう」んですよね。


実は、サポートブックは
他の誰かのために
作成するものではありません。

あなた自身のために
作成している
のです。

この認識を誤った時点で
良いサポートブックがかけません。


では、どうして、
サポートブックをあなた自身のために
作成するのでしょう。

それは、
あなたがサポートブックを提出したいと
考えている諸機関(例えば学校)に
お子さんのことを説明するための
ツールがサポートブックだからです。

学校などとの面談などで
活用するのがサポートブックなのです。


学校の先生に
「サポートブックを作ったので
読んでください」というだけでは
あなたの対応はあまりにも乱暴すぎます。

どうしてかというと、
人は、文字だけの情報では
相手の考えを100%理解することが
難しいからです。

提出する関係諸機関に
お子さんのことを
お伝えしたいと思うのであれば、
「提出するだけのサポートブック」では、
誰も活用できないのです。


2.サポートブック作成スケジュール

ここで、サポートブックを
初めて作成するあなたのために
作成スケジュールを
お話しします。


12月〜1月

サポートブックはあなたが作成するので、
あなたが作成しやすい雛形を
準備しましょう。

サポートブックの雛形は、
ネットの画像検索を活用すれば
いろいろ出てきます。


それから、
今のうちに記入できそうなところは
記入してしまう、ということも
可能ですよね。

あとは、
今通っている幼稚園や保育園の
先生から情報収集。

特に家庭では観察ができない
集団活動について、
どのように参加をしているのか、
どういうところにサポートを
入れているのかなどを
お伺いしておくもの大切です。


2月〜3月

小学校就学を控えている場合、
2月くらいに新入生説明会が
開かれます。

また、必要がある場合は
個人面談をする可能性もあります。


特に入学前の個人面談は
校長先生や
特別支援教育コーディネーターも
同席なさるので、
この面談までに
サポートブックを仕上げてあると
お話がスムーズだと思います♪


3.サポートブックを読んでもらうには?

文章を書く際の鉄則なのですが、
サポートブックでも
「相手に読んでもらうこと」を
前提に作成なさってください。

このことが
サポートブックを読んでもらえる
何よりのポイントです。


具体的にどのようなことなのか、
というと、以下の3つの点に気を付けてください。

・A4サイズ1枚にまとめる
・内容は分かりやすくシンプルにする
・提出先を意識して、どのような内容が良いのか吟味する


よくあるサポートブックは、
保護者の方の伝えたいことだけを
たくさん書いてあるものです。

これでは、相手が読んでも
何をどう活かせば良いのか
分からなくなってしまい、
結局は「重要文書」扱いになってしまいます。

そうなると、
個人情報を扱う書庫に
大切に「保管」されてしまうので、
読んで欲しい先生の目には
届かなくなってしまうのです。

そういう残念なことを避けるためにも
先ほどお伝えをした3つの点に
気を付けながら
作成をなさってくださいね。


サポートブックの活用法や
サポートブック自体の添削、
それから、
サポートブック全般に関することは、
以下の記事より承ります。


また、サポートブックについては
LINEでもご相談できますので
以下のバナーをスマホでクリック
なさってください。

このLINEは、相談専用ですので、
情報提供やセールスなどは
一切ございません。

私ではなく、
あなたが積極的に活用できる
LINEです。


もし、私と
小学校の特別支援コーディネーターが
作成したサポートブックのみが必要でしたら、
以下よりダウンロードできます。

こちらのサポートブックは、
通常の学校でも活用できますし、
特別支援学校でも
活用できます。

ここから先は

81字

¥ 3,000

最後までお読みいただきましてどうもありがとうございます。いただいたサポートは、発達障害の育児である「おうち療育」を広めるために活用させていただきます。