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知的障害グレーゾーンは生きづらい?

「発達障害」という診断自体は
ありませんが、
発達障害の中のASDとかADHDとか、
そういう診断をされるお子さんは
いらっしゃいます。

ただ、その診断はつかないけれど
発達に心配がある場合、
私たちは「疑いあり」という
表現を耳にする機会はありますよね。

でも、「疑い」という言葉は
あまりにもマイナスな雰囲気を
醸し出しています。

だからこそ、だと思うのですが、
私たちは、発達障害の診断が
なされるのかどうか、という
お子さんの状況を
「グレーゾーン」と
呼ぶことにしています。


しかしながら、
グレーゾーンは発達障害だけではなく
知的障害の場合もあります。

いわゆる「境界知能」と表現されています。

知能指数で言えば
IQ 70以下は知的障害と診断されますが、
IQ70~84程度のお子さんもまた
学校教育では支援が必要なのです。


知的障害グレーゾーンは
日本人の7人に一人と言われています。

小学校の一クラスでいえば
5~6人程度の割合で
知的障害グレーゾーンのお子さんが
在籍している、ということになります。


2006年より障害者自立支援法が
施行されましたが、
その中に書かれている
「合理的配慮」という言葉を
あなたはご存知でしょうか?

これは、スペシャルニーズのある
お子さんや大人の人それぞれが
学校や会社などに
自分に合ったサポートを
求めることができる、という法律です。

知的障害グレーゾーンのお子さんも
合理的配慮を申し出ることができます。

求められた側は、
相手の要請に応じて、
できる限りのサポートをする、
という法律です。


ただ、これは、学校や会社だけではなく、
私は家庭でも「合理的配慮」を
実践していくことが
大切だと考えています。


今回は、そのことについて
お話をしていきます。


まずは、自宅でできる
「おうち療育」について
あなたに知っていただきたいと
思っております。

私がお伝えしている
「10分間おうち療育®️」は、
特別な自宅療育ではなくて、
あなたの子育てに取り入れるだけの
おうち療育です。

ぜひ、ご参考になさってくださいね😊


それでは、今日もよろしくお願いいたします。


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