【合格小論文02】小論文を書く際の構成
私がnoteでお伝えするより前に、あなたもご存知なことは、小論文を書き上げるためには、構成が大切だということです。
構成があるからこそ、まとまりのある文章に仕上げることができます。
そして何より、あなたが小論文を書きやすくなるのです。
構成は、文章を書く際の目標のようなものだからです。
さて。
私がお伝えしている「他の受験生と差がつく小論文」では、小論文の構成を非常に大切にしています。
そういうこともあって、今回は小論文を書く際の「構成」について確認していき、合格率90%以上の小論文の極意を身につけましょう。
1.合格を目指すなら読みやすい小論文にする
前記事でも書きましたが、受験小論文は「書くもの」ではなく「伝えるもの」です。
ですので、私たち受験生は、採点者に読みやすい小論文を書くことが必須なのです。
それにはまず、何をすればよいのか、というと、以下の3つです。
当たり前のことではありますが、案外できていない受験生は多いのです。
例えば②は、漢字表記にしてはいけない語を漢字表記にしている事例をよく見かけます。
国文法でいうと「補助の関係」にある「補助名詞」「補助動詞」「補助形容詞」のことです。
2.合格する小論文の構成は?
あなたもご存知の通り、小論文を書き上げる際には、以下のような構成にしましょう。
理科の実験で言えば、このような構成で書いていきます。
ただ、他の受験生と差をつけるためには、これではどうしても不足してしまいます。
先の記事でも書いた通り「マイテンプレート」を作成してください。
3.小論文苦手だと採点者に秒で見抜かれてしまうきっかけ
文章作成が苦手な人ほどこだわっていることがあります。
それは何かというと、四字熟語、故事成語などの事柄を単刀直入に言い表す言葉を使いたい、ということです。
このような考えは、一刻も早く手放してください。
なぜなら、受験本番までにあなたに残された時間はわずかだからです。
確かに、文章作成苦手な人がお考えのように、四字熟語や故事成語を活用すると文章全体に程よい緊張感が生まれます。
でも、それを覚えて使いこなせるようになるまでには十分な時間が必要です。
あなたも想像してみてください。
今から受験用の漢字テキストを購入して、そのテキスト一冊全て満点になるように勉強して、そして文章作成の際に自由自在に使えるようになるあなたを・・・。
一体、何日間、いえ何ヶ月間必要でしょうか?
・・・・・・・・・
・・・・
というように、短期間では使いこなすまでに至るのは難しいですよね💦
それよりも、あなたの中に眠っているこれまで覚えた二字あるいは三字熟語などを文章作成中で使えるようにしてください。
文章作成が苦手な人の多くは、ひらがな多めの小論文になっていることが多いので、正直パッとみて「この受験生は小論文が苦手だ」と秒速で見抜かれてしまいます。
採点者に見抜かれてしまうことを避けたいのであれば、ひらがな、つまり訓読みの語の多様は避けましょう。
以下、例を挙げます。
[A]も[B]もどちらも同じ内容ですし、文字数も似たり寄ったりです。
しかし、[B]の方が引き締まりますし、何より具体的で相手に伝わりやすいですよね。
四字熟語を目指さなくても、二字熟語だけでこんなにも表現力豊かになるのです。
これなら採点者に「小論文苦手」だと秒速で悟られることはありませんよね。
今回は以上です。
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