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敗戦処理物語

CWEお疲れ様でした。今回、車両を獲得することは…できませんでした。
それでも、ピックしてくれた指揮官、戦闘を支えてくれた管理部の皆さんには感謝しています。次回に向けてPSを磨き、車両開発と279eの獲得を目指したいです。

ということで、CWE「メタル・ウォーズ」の後日談。
結論から言うとDUCKYの爆発後、B4B0での敗戦処理に従事していた。
色々あった2週間でそれなりに動いており、折角の機会なので後日談を記す。あと少しのお気持ち要素も。長いので、一部の項目だけでも読んでもらえたら嬉しい限り。

前編?はこちら


1-1. DUCKYでのイベント参加の理由

そもそも、退役戦車兵がなぜCWEに参加したのかという話。

遡ることCWE開始4日前、突然DiscordにDMが来る。DUCKYの運営であったgnyissが内情萎えて脱退し、RBとsanaが泣きついた先の人から招集がかかった。6月に入院したこともあり、体調面やリアルの事情で重荷を背負っての運営に乗り気でなかった。しかし、当時のATLUSクラマスが死ぬほど嫌いだったため、ATLUSとの徹底抗戦と全面的な参加ができないことを条件に運営としてのDUCKY加入を承諾した。

ちなみにgnyissはDUCKY脱退後、ATLUSへ加入した。ATLUSとしては彼を受け入れることで運営不在のDUCKYをつくる目論見であったが、現実には代わりの運営担当が掘り起こされてしまったのである。それが良かったのか悪かったのかは聞いていないので、少し気になるところ。

DUCKYの運営に携わるにあたり、最大の課題は運営の人手不足であった。英語圏+韓国人主体のクランを、後入りの日本人2人が運営せざるを得ないぐらいには人手が足りなかった。特に今回は14日間という長丁場であり、持久戦になる(後述)。また、人手不足のツケが意にそぐわない形で私に飛んでくることも経験上避けられず、それを極力軽減する必要があった。

そのため、用意された準備期間4日間のうち、3日間を管理用スプレッドシートの全面回収に費やした。起きている時間はひたすらスプレッドシートと睨み合いの3日間。結果的に、(AD爆発前日に)過去最高のスプレッドシートが形となり、副産物としてifとforと配列のみのプログラミングスキルが一般教養レベルぐらいには向上した。今思えば、今回のCWEで得られた唯一の収穫だったかもしれない。

1-2. DUCKYの戦術的内情(戦力面)

ATLUSとどう戦ってたかという話。

肝心のDUCKYの内情だが、戦力面では外見以上に厳しかった。
部隊としては英語圏がRBとその余りの第2部隊、韓国人がSunGuard部隊とsana部隊があった。しかし、RBは遅い時間おねんねするのと、sanaが19時からの出動になり、良くて最大3部隊、4部隊目は出せなかった出力面では大きくATLUSに劣っていた

また、21時以降の領地でATLUSに勝ちきれないことも痛かった。sanaの調子がいまひとつだった(らしい)ため、ATLUSの1軍を抑え込むことができなかった。逆に19時以前の早い時間は優位であったため、結果的には4日目まではイーブンという具合。戦力的にイーブンであることは、あとは戦略、つまり運営面での戦いになる。

1-3. DUCKYの戦略的内情(運営面)

運営面で勝てると見込んでたという話。

GM戦略なんて大したことはなく、上級とエリートの投げられるところに投げるだけ。大事なのは部隊の割り当てぐらい、これが重要なんだけど。一方で、盤上ではATLUSに外交で先手とられており、DUCKYは外堀を埋められていた。これはみんなが思ってる外交とはちょっと違うやつ。これには、zekeshikiにしてやられてた。

盤上では苦戦を強いられていたDUCKY。それでも、戦力面がイーブンであれば勝てる見込んでいた。理由は以下の2点。

①技術
上位のクランであるほど、技術に選択肢が広がり、これが勝敗を左右する。私はATLUSを運営してた前回のCWEでは技術を研究しつくし、これが1位を取ることに繋がったと自負している。それほど自信があったし、実際に勝負を大きく分けたことは事実である。何も知らんでだn...とか言われると悲しくなっちゃう。ちなみに、前回のイベントは1位と3位、2位と4位同士のアレな合戦でもあったよ。
本題に戻って、残されたATLUS運営も欠片程度の情報は転がってただろうが、自分でも何やってたかよくわからいシミュレーションだったので、恐らく参考にはできないと思っていた。まぁ言いたいことは、技術戦略はすごく大事。B4B0の項目でもう一度触れる。
後日談であるが、実際に私のことを技術面で脅威にしてたとのことなので、それは素直に嬉しくもある。

②運営の脆弱性
ATLUS内部の力関係上、イベント中盤の7-8日目ぐらいから運営が大きくガタつくのは予想していた。そのため、DUCKY内では、それまで耐える持久戦であることを共有していた。前の記事でも触れたが、責任を取れる人間がいないと色々と不具合が生じてくる。組織が大きくなるとより一層。ただ、それがイベント5日目であったのは想定外だったが。

1-4. DUCKYの脱退と爆発

なんで爆発前にDUCKY抜けたのという話。

ATLUSをぶっ壊すって条件で運営に加わったのに、それを反故されてモチベーションが吹っ飛んだ。非日本人クランで仲良いフレンドがいなければクランへの帰属意識もない。そんな状況下での運営なんて、就活のためだけにカンボジアに学校つくりに行く大学生より虚しいことをやれるほど、虚無じゃないよ。そのあと爆発したけど。

もう一つの理由として、外国人クランは日本人クランと異なり、多くのプレイヤーが個人名声のためにイベントに参加している点もある。これは、物価の違いにより、私達と彼らとでゴールドの価値が違うから等いろいろな要因があると思う。そのため、5日目なんかにATLUSと手を組んで、戦闘が抑制されることが非常に嫌だった。TEALの運営に携わった「灼熱の大地」で、同様の理由により頭を悩まし過去があるからだ。

ということでDUCKYを去った。結果論ではあるが、もしここで留まっていれば、両者に割り入ってこの事態を未然に収集できたかもしれない。どうするべきが正しかったのだろうか。

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爆発の翌日、ATLUS側で同じくこの外交に反対し、クランを追いやられたgnyissからこんなメッセージが来た。無論、best endingではない。しかし歯切れの良い答えは返せなかった。

これは余談。5日目にATLUSとDUCKYの爆発が公になった後のこと。ATLUSサーバーには引退した古参メンバーが集まっていた。こんなこともなければ集まらないような、錚々たるメンバーだった。ATLUS結成直後の思い出話が続き、気がつくと涙が流れてた。初のCWEを迎える前の1年目はかなり大変だった。その分クランは成長し、結果も残すことができた。私を含め、クランが最も躍起になっていた時期である。その青春が蘇った夜であった。お前半日前までATLUSを潰すことしか考えてなかったけどな?

思わぬ形で迎えた、2週間ぶりの平穏な週末。一足先に私の6回目のCWEが閉幕し...なかった。

2-1. B4B0での敗戦処理

2週目の8日目から、B4B0の運営に携わることになった話。

もちろん私にもモチベはあまりなく、何の愛着もないクランの敗戦処理を何故やってしまったのかという疑問もある。結局、某あたまおかしい人のゴリ押しには抗えなかった。長崎に行ったら死ぬほどカステラ食べさせてもらうからな。そんな訳で、一応穴埋め要因という形ではあったが、B4B0の運営に残り1週間携わることになった。

ちなみにB4B0の現状は、ATLUSの運営に見捨てられた戦車兵の難民キャンプそのものであった。そもそも、最後まで何のために戦っているのか私自身わからなかったし、他の人も同様だろう。
既存の報酬車両がサーバーに飽和して、新車両も出せないならいっそ1年に1回開催の方がいいんじゃないかなとは思う。その方が盛り上がっていいでしょ。

2-2. B4B0の救世主Developer

ところで、なぜ私や某あたまおかしい人が掘り起こされたのかという話。

答えは、ATLUSで運営をしていた人たちが蒸発、Ban、他クランへの亡命して運営がいなくなったからでした。これはこれでやばいよね。

そこで急遽メイン運営になったのがDeveloperさん。彼はイベント開始前にATLUSのCWE用スプレッドシートを作り、そんなことから流れ弾を食らってしまったのだ。実際には、責任感の強さから買って出たのだろうけど。本当にすごいと思う。

GM操作もあまり知らなかったようで、7日目のB4B0始動前?に某あたまおかしい人が教え込んだらしく、運営としては完全に急造であった。それでも、3日もすれば立派な運営担当になったので流石に驚いた。頭いい人の吸収能力ほど怖いものはない。今CWEでもっと評価されるべき人No1。

2-3. B4B0のGM戦略

ちょっと具体的な話。

クランとしては1週間遅れの参戦で、狙えるクラン順位には限界があった。そのため、しっかりと個人名声を稼ぐのを第一に、その上でなるべくクラン順位を上げる方針をとった。

勝てる戦闘を行うために基本戦線を主軸に、アクティブに余裕が出る21時以降に上級に1~2部隊割く戦略を基本方針としていた。
この場合、基本戦線の領地を広い時間帯で確保することが重要である。基本戦線の上陸トーナメント参加は上陸日のみ可能なため、上陸日の戦闘計画部隊運用はその鍵となる。もちろん、部隊が勝てなければ無になるが。

B4B0の場合、初回上陸時に22〜23時台の基本領地が取れず、リカバリーするために10日目に再上陸をした。それなりの部隊が揃っているB4B0でも、失敗はしなかったが、成功でもなかった。それだけ再上陸は難しい。その分、終盤にSAH-が再上陸を成功させてのが印象強かった。

技術は、戦闘からのクラン名声向上に全振りした。領地からのクラン名声はエリート戦線で戦わなければ必要ないというシミュレーション結果が出たが、他のクランはそのあたりをどう判断しているのか少し気になるところ。
正直初めて中規模クランの運営で、慣れない部分が多かった。それでも、技術の取得で大事なのは明確な根拠を示すことができるかに尽きる。ここが適当で順位を落としてるクランが、実は結構あるんじゃないかと思う。圧倒的な戦力があれば技術なんて関係ないけどね。

このあたり諸々の戦略は各運営担当やクランによってそれぞれのドクトリンがあるはず。それについてもう少し書きたいけど、長くなるので今回は割愛。それでも、勝てる部隊数と目指す順位で、大まかな戦略は自ずと決まってくるのではないかな。

2-4. B4B0の結果とか

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繰り上がりで6位。投資額を踏まえると目指せる範囲では一番良い結果で終わった。途中で諦めなければ・・・と、個人的には勿体無いの一言に尽きる。競って2位が濃厚になっても、そこからの個人名声のリカバリーなんてどうにでもなるでしょ。

2年前はトップ10を多くの日本人クランが占めていたが、今回はたった2クランのみ。CHNのBan前は上位3クランが中華だったあたり、アジアサーバーにも中国の波が本格的に来たんだなと。OPAは半中華だけど。これからどうなるんだろうね。

個人名声についてはボーダー弾き出しただけで、完全にノータッチなので把握できてない。その分、管理係に任命されたhoraさんが頑張ったらしいから褒めてあげて。ちなみに、どこかの記事でみた増加分の線形回帰によるボーダー予測を使って6回目になるけど、あれで大体当たるからお手軽でオススメ。その分、車両ボーダーが4.8万あたりを示した時は面を食らった。

これも余談だが、いつの間にかGrande_merが立派な指揮官に成長していたことに驚かされた。昔からCWE報酬への欲求が強かった彼は、それを口にする度にキャリーできるプレイヤーになれと発破をかけられていた。今回のイベントで現実にそうなったのだ。運営の立場からすると、クラメンの成長は素直に喜ばしいことである。いつか、クランをキャリーできる一線級の指揮官になって、Gバッチを手にしてほしい。

3. 少しのお気持ち要素

ATLUS運営の尻拭いを善意でやったわけだけど、然るべき立場の人間から始めの挨拶もなければ、「お世話になりました」の一言も無く正直呆れてる。それとも、私の感覚が間違ってるのだろうか?君たちが先週まで何もなかったかのようにランク戦をやってる(か知らんけど)間に、こちとら敗戦処理の負債に苦しんでるわけよ。

そもそも、クラマスらが蒸発した時点で、残された誰かが全権を持ってDUCKYに対処していればどうにかなった話である。それをできた立場の人間が、いつまでも被害者面してるのは流石にどうなの。一番の被害者はDeveさんであり、DUCKYのクラメンである。

副司令が減れば代わりに増やすという謎文化があったのだが、そんなことしてれば責任の所在は薄れていく。キーパーが何故か消えた後、誰もボールを止めに行かずにオウンゴール、という例えが正しいだろうか。そんなんじゃまた同じことするよ。

まあ確かにブログを書いたり何なりしたので、それが恨まれたなら考え方を変える必要はある。前にこんなこと書いたけど、上手くいかないこともあるよね。せめてDeveさんにはクラン内外から多くのDMが来ていたことを信じるよ。本当に大変だったはずだから。

4. 最後に

何だかんだあったけど、自分が大きな局面に影響できる立場になれたことには、このゲームを本格的に始めてから4年間の成長を実感する。もちろん本来のプレー面ではないが、時間を費やしたゲームで何かしらの成果を挙げられたのであればそれは本望だ。

またどこかでお会いしましょう。

P.S
例のリストです。




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