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『Paratopic』の感想

 先日、Switchにて「paratopic」という謎のインディーズゲームをプレイした。
なぜこのゲームをやろうとしたのかは自分でもよく分からないが、初代PSやニンテンドー64世代のローポリゴン(もっと酷いかも)なグラフィックがなんか気になったのだ。セールで100円だったので、クソゲーでも別にいいかという気分でなんとなく暇つぶしにプレイしてみたという感じ。

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(不気味すぎる。なんとなく64のゴールデンアイ007に近いかも)

 そもそもローポリゴンの魅力というのは、まだ一般的に評価されていないと感じている。その一世代前の2Dドットのゲームは「味がある」「独特の職人技アート」といった感じで評される事が多いように見受けられるが、3D最初期のローポリゴンのゲームがグラフィックに関して「味がある」というような評価は近年までほとんどされてこなかったように思う。(あくまで個人的な感想)

 だが、近年ではインディーズゲームの拡大もあり「あえてローポリゴン」なゲームも少数だが発売されてきている。未プレイだが「Back in 1995」など
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000012606.html
 ローポリゴンで育ってきた人たちが30代〜40代を迎え、ゲーム開発の中心にもなってきているだろうし、ユーザーの中にも懐古的にローポリを求めている人も多くなり、ローポリゴンには魅力があるというような風潮がようやく育ちつつあるのではないだろうか。

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(ローポリな風景も良いもんだ。)

と、まぁ話が脱線しまくったが、この「Paratopic」もあえて、ローポリゴンなゲームなのである。ローポリゴン(特に人物描写)はそれだけで不気味という特徴があり、ホラー系との相性が良いと思うが、このゲームもまさにそう。というか、ホラーというより気味の悪い不気味ゲームである。
 

 プレイした感想だが、ストーリーが断片的すぎて意味が分からない。一応2周ほどクリアしたが(一周クリアまでのプレイ時間は30〜40分程度)一体なにが起こっているのか全く理解出来ていない。ただ、不気味なグラフィックと、いい感じのBGMで独特の世界観が演出されている。

 ゲームジャンルはアクションアドベンチャーになると思う。一人称視点でマップを探索したり、オブジェクトに触れたり、銃を撃ったりする事が出来る。操作性はまぁ良くある感じ

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(お気に入りはドライブするシーン。意味はよく分からないが雰囲気は良い)

 物語は、観たらヤバい事になる謎の違法VHSテープをめぐって、なんか取引的な事をする感じなのだが、まぁ何が起こっているのか正確には分からない。攻略サイトや考察レビュー等を見ると主人公は複数人いるらしいのだが、いつ主人公が切り替わっているのかも一周プレイしただけでは不明瞭。とにかく断片的すぎるのだ。

結論、物語は何がどうなったのか?よく分からないが、分からない事を楽しむ。不気味な雰囲気を楽しむゲームのようだ。(もっと何周もプレイすれば読解出来るのかもしれないが)

ただ、とにかくこれは言いたい。「ローポリゴン最高!」

ありがとうございます。 このサポートを糧に全力でゲームし、気合と根性でトロフィー100%目指します!!