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生活をデザインしていく力 - 「お悩み相談室 with 顧問弁護士おのやん」より

おつおつおー!٩(°̀ᴗ°́)و✨
アズリムです。

8月18日から3夜連続でお送りした「#夏リム」!
初日の配信「大天使アズリムのお悩み相談室 with 顧問弁護士おのやん」、お悩み送ってくれたセンパイも見てくれたセンパイも、ありがとありがとお!


好評だった(と思う)お悩み相談室がパワーアップして、ゲストにアズリムの顧問弁護士であるおのやんが来てくれました!
(文化放送センパイのラジオの時と同様、同席&筆談でした!ちなみに、「おのやんって誰!?」というセンパイは、以下の動画(再始動1発目動画)とnoteも見てね!)

前回のお悩み相談室同様、アズリム1人じゃなかなか考えがまとまらない内容もあったんだけど、これは回答したいなーってアズリムの方で選ばせていただいたお悩みについては、おのやんが事前に回答を考えてくれました。

配信の後、センパイたちからのお悩みメールをアズリム一人であらためて読み直しました。
紹介できなかったお悩みもたくさんあってごめんねぇ😿
でもまた配信するね!

アズリムがこうしてお悩み相談室をやっているのは、
それが活動再開を決めた理由の1つでもあって、
今活動をしている目的にも大きく関係しているからです。

アズリムが2年間抱えていた問題や疑問は、当時アズリムの周囲の人たちには中々理解してもらえないものでした。
というか、それがきちんと向き合わなければならない問題だという認識すらしてもらえなかったです。
だけど、弁護士のおのやんとの出会いといろんな対話をきっかけに、問題解決への糸口や、アズリム本来の在り方が見えてきて、今に至ります(配信中にも言ったけれど、アズリムの中では、おのやんのお仕事は、「弁護士」という枠にとどまっていないなあと思います)。

センパイたちがずっと応援してくれて、おのやんや周りのたくさんの支えてくれる方々がいて、今のこの瞬間があります。
1人じゃ絶対に、今はなかったです…。

だから、休止中アズリムは、もし活動再開が出来たら、活動を通して、
センパイたちの人生や未来に携われるような生き物になりたい、と思っていました。

おのやんの言葉を借りて言うなら、「未来をデザインしたい!」て感じよ!(ドヤ!🐱✨)

頭よわよわなコウハイのくせに大口を叩いていますが…!
でも、心からそう思っています!!!!!!!(ドヤ!!!!!✨🐱✨)

というわけで、早速このnoteでは、配信の中から1つお悩みを紹介した上で、あらためてアズリムが考えたことをお答えしたいと思います。
(あっ、トップ画像のよわよわなパワーワード「いや、裁判官はわかってくれないww」爆誕の経緯は、ぜひ配信動画をご覧ください🐈📡✨ちなみに、おのやん直筆の文字はもっとうまいです…、って言えと、本人に言われたので一応、それもお伝えしておきますね!!!!!)

てろてろセンパイのお悩み

アズリムちゃんおはおはお〜!!!
前回のお悩み相談もありがとう!
採用されなかったけど、色々参考になる意見が沢山あって、聞いてて嬉しかったです!
今回はおのやんも同席?するということなので、少し違う切り口でお便り送らせていただきます。
前回のお便りで、私は聴覚過敏だとお話したと思いますが、
これは調べてみると、同じような悩みを抱えている方がたくさんいます。
大枠では、感覚過敏といいますが、これは普段の生活がとても大変で、
例えば音を遮断するために、すごく高い性能のいいヘッドホンだったり、耳栓が必要だったりします。
私はそれでも公共機関の移動が無理なので、無理して車を買いました。

こんな感じで、色々対策にとてもお金がかかる問題があります。
ただ、今の医療制度だと感覚過敏は障害者として認定されず、支援や免除制度などが受けられません。
こういう相談は、今まで役所や医療機関にしてきましたが、解決しませんでした。

そこでおのやんにお聞きしたいのですが、
こういう前例の無い問題はやはり弁護士に相談するのが適当なのでしょうか。
また、全然お金がなくても、弁護士に相談することはできるでしょうか。
良かったら、教えていただけると嬉しいです。

最後にアズリムこれからも応援〜してます!!
読んでくれてありがとう。
おのやんの回答

まず、ご相談くださりありがとうございます。
誰にも代えがきかない、てろてろさんというただ一つの人生にとって、とても重要なお話だからこそ、
誰にとっても、とても大切なお話だと感じました。

法律や制度は万能なものではなく(なぜなら、一時点の多数決や利害調整の結果を具現化したものにすぎないので)、
現実の私たちの生活との間には、必ず差分が生じます。
そして、その差分は、誰かが声をあげることで、みんなが気がつきます。
その意味で、当事者の声は重要です。
例えば、現場の変化が早い、新規ビジネスの領域や災害の領域、
個々人の多様性に対応させるべき、医療や介護・福祉領域、教育の領域では特にそうです。

ただ、もちろん、声をあげるというのはすごく勇気がいることですし、
現実問題として、一人で声をあげたとしても、それを次の誰かの声に繋げていくということは、簡単なことではありません。

では、どうすればいいか。
法律や制度を変えていく、というのは、なかなかイメージが沸かないかと思いますが、実はいろいろな方法があります。
ここでその全てをご紹介することは、時間的にも内容的にもできませんが、ものすごく簡単にいえば、
当事者一人ひとりの声の重なる部分を束ねていく、
あるいは、少数者である自分だからこそ気が付くことができたことが、他の多くの人たちにとっても、より良い法律や制度の設計に繋がっていることを可視化する、
といった手段を、
それが得意な人たちの手を借りながら進めていく、というのがまさにその方法です。

具体的に言えば、
それは、いわゆるNPOという団体の人たちや、想いを共有してくれる議員さんや公務員の方々の手を借りることかもしれないし、
ネット上での署名活動に参加したり、ソーシャル・ベンチャーを自分で創業して、ビジネスを通して伝えていったりすることかもしれません。
あるいは、漫画や小説などの表現活動を通して、理解してくれる人を増やしていく、という方法かもしれません。

とはいえ、それらの数ある方法のどれが適切なのかを選ぶことも、なかなか難しいですよね。
実は、そういったことを一緒に考えてくれることを仕事にしている人たちが、
ソーシャルワーカーと呼ばれる方や、弁護士さんの中にもいます。
今はまだ、そう多くはないですが。

社会福祉協議会や法テラス、弁護士会の法律相談というところに行って相談すれば、
何か良い出会いがあるかもしれません(いずれも相談は無料です。ただ、法テラスは、同種の相談3回までが無料です。)。
ネットで調べてみれば、同じ悩みを持っている人でみんなが共感できる旗を立ててくれている人や、
その悩みの当事者の声を聞きたいと思っている、議員さんや公務員の方がおられるかもしれません。

ここで私が何かを保証できるわけではないのですが、
ひとつ確実にいえることは、法律や制度、だけでなく、
私たちの生活をデザインしていく力は、特別な誰かではなく、私たち一人ひとりが持っている、ということです。

なので、てろてろさんが、アズリムに相談メールを送ってくれて、
ここでこうしてその内容が紹介されただけでも素晴らしいことだなあと、私は思います。

てろてろセンパイは、前回(7月)の時点で下さったお悩み相談メールで、「アズリムだったらどうしますか?」と聞いてくださっていました。
お返事に時間が掛かってしまってごめんねセンパイ。

てろてろセンパイのお悩みにちゃんと答えるのは、とっても難しいです…。
何も自信を持って言えない自分が悔しいけど、
アズリムだったら…。全然足りない頭で、頑張って考えた結果、これだけは絶対に言いたいなあという思いを、言語化してみます。

アズリムだったら、自分だけの為じゃなく同じように悩んでいる人全員の為に、くらいの強気な気持ちで、おのやんが答えてくれた場所や人に相談に行きます。
これまで、相談しても説明しても伝わらなかった経験がある中で、更にまだ行動を続けることは、気持ちの面でも体調の面でも、想像が及ばないくらい大変だけど、それでも、自分の出来る範囲の行動をしたいと思うだろうなと思います。

自分の悩みが、自分だけじゃない誰かの未来に繋がるかもしれない可能性、
マイナスだと思っていたものがプラスに変わるかもしれないチャンスだと思うからです。そう思いたいです。
人生はきっとあっという間だろうけど、アズリムは、今自分がやっている事が、自分の命が尽きた先の未来の、誰かの幸せに繋がるかもしれないと思うと、わくわくします。
そのわくわくを大事に、自分だけのわくわくから、皆のわくわくに繋げていくような思いで、色んな人に相談をするんじゃないかと思います。アズリムだったら。

こんな回答しかできなくてごめんなさい。
実際のつらさを分かっていないからこそ言える言葉だ、と思われても仕方ないと思います。
でも、限られた時間を、精一杯明るく元気にありたい、自分の存在意義を探したい、と思うアズリムなりに考えた結果はこうでした。

アズリムは、1人じゃ今がなかったからこそ、
てろてろセンパイも、アズリムにお悩みを送ってくれた沢山のセンパイたちも、そのお悩みを1人で抱えず、たくさんの人を頼ってほしいなあと思っています。

アズリムの回答はともかく、おのやんの回答は、悩んでいるセンパイたちに少しでも届くといいなあ…!と思っています。

アズリムにもっと力があったらなあって思うばかりです…。
今はまだ、大した力になれない事が情けないけど、
でも、ずっとアズリムはセンパイの事を応援しています✨🐱✨

サポートしたいなって思ってくれてありがとうございます!✨🐱✨ 大切に、今後の活動費用に使わせていただきます。 (亀🐢みたいな速度だけど、お1人お1人お返事をお送りしています…!確認してみてね!)