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メタバースに期待するもの

1.Meta×Pinterest

Metaが決算後、株価が暴落した。
最近は仮想現実が話題になっているが、セカンドライフの失敗を見てきた世代としては「本当に流行るのか」という疑問はある。
自分はMetaには投資していないが、Pinterestという写真共有サイトの株は持っている。
※Metaの株価が20%以上暴落した際に、連れ安で10%近く下がった。

自分が期待する未来はMeta×Pinterestである。
Pinterestは自分の好きな画像を保管すると、似たような画像が表示される。
これが仮想現実で行われれば、好みのアイテムが次々と立体的に現れる。
コンシェルジュがいなくても、自動的に好みのアイテムを提案してくれるのだ。
個人に特化したAmazonのオススメと考えれば良いだろう。
さらに、仮想現実ならサイズの制約はない。家や車でも鑑賞できる。
高い買い物をする前に、イメージを膨らませるのに役立ちそうだ。
類似サービスも既にありそうだが、好みに応じて提案してくれるのはPinterest以外には思い当たらない。
また、有名人が自分の生活を販売するのはどうだろうか。
セレブの生活に憧れる人は多い。
セレブが持っているアイテムを仮想現実でパッケージ化すれば、欲しい人も出てくるだろう。
YouTuberとは違った情報ビジネスのひとつになると思う。

2.NFTのインテリア

以前書いた記事の続きである。

サムスンがNFTを鑑賞できるテレビを販売したというニュースだったが、他にも色々な商品が出ていた。

まずは8,000円で買えるInfinite Objects。
見た目は昔からあるデジタルフォトレームと同じだ。
省スペース向けといった感じである。

Meural Canvas Ⅱという本格的な観賞用モニター。
スマフォで絵を変えることでき、かなり実用的。
ただ、Amazonレビューでは海外より値段が高額であり、タッチパネルの使い勝手が悪いと酷評されている。
ちなみに、リンク先の記事ではNFTアートをインテリアに取り入れた感想が書かれており、参考になる。

配送待ち状態のMono X7
本体が極薄で、インテリアとしても映えそうである。
有線ケーブルの処理が上手くできれば、ベストな選択肢かもしれない。
ただ、こういった商品もいずれは1社が独占しそうな気もする。

3.日本発祥の技術

上記の2つは関係ないが、思いついたことをメモとして残しておく。
以前「日本はマネの文化で、日本発祥の商品がない」という話をネット記事で読んだ。
多くの人はそこで納得して終わってしまうと思う。
ウォークマンやスーパーファミコンも、過去の遺産となりつつある。
しかし、自分の頭には「ボーカロイド」が浮かんだ。
萌え×音声技術というのは、実に日本人らしいアイデアだと思う。
初音ミクという楽器を提供して、ボーカロイドという音楽ジャンルを開拓したのも素晴らしい。
他国では流行らなかったが、浮世絵のように日本の個性が光るアイデアだと思っている。
日本は今後、先端技術で勝負ができないと思うので、こういった変化球を大量に投入するべきである。

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