見出し画像

【新・中医臨床カンファレンス】に参加して #3

こんにちは。鍼灸専門 一齊堂の東豪です。

本日、東方医療振興財団主催の「医師・鍼灸師・薬剤師が連携してよりよい医療を患者様へ提供できる仕組みづくり」の一環。

新・中医臨床カンファレンスに参加し、症例報告させて頂きました。

▼新・中医臨床カンファレンスとは

【目的と概要】

症例をもとに中医診断、弁証、治法、処方、服薬、また食事や養生を含めた生活習慣への指導等について、日々の診療に中医学を取り入れている経験豊かな講師を中心に、意見を交わす交流会です。

【開催日時】

第4 月曜日
20時〜 (60分程度)

9月の主訴 

①大腸と右足のすねの内側からの出血
②日中の倦怠感、16時頃からの微熱、不眠・中途覚醒

症状のコントロールや病態把握が難しかった、過去の症例について発表させて頂きました。

詳しいことは割愛しますが、現役の医師が4名と現役の鍼灸師の先生方から、非常に現実味のあるご指摘を頂きました。

そもそも論と、議論するための前提作り。非常に参考になりました。

私の様に、訪問鍼灸で内科のことまでカバーするスタイルを続けていくには、医師との連携は不可欠だと思います。

地域医療連携認定鍼灸師制度に参加して、良かったと思います。


次回は、
10月24日(月)20:00~21:00 @zoomです。

現在、東方医学会 新・中医臨床カンファレンスでは医師の参加を募っています。

漢方薬を使っている医師で、レベルアップしたいと感じている方。具体的な症例を通じて、明日から使える中医学の弁証思考・処方例を、中医学を修めた現役の医師から学ぶことができます。

漢方薬局を開業している薬剤師や、東洋医学に興味のある医療従事者の方もご参加いただけます。

まずは、聴講できますので、一度ご参加してみてください。

▼申し込みはこちら


幼少期の結核の既往歴と右腸骨窩の熱感腫脹から、腸結核がパッと頭に浮かんだり、処方箋から病名を逆算して、患者さんの症状と経過から具体的な病名を重ねながらストーリーを描く辺りは、本当にすごいと思いました。

これからの時代は、医師免許を取ってから鍼灸師になることが当たり前になるかもしれません。その時に、鍼灸師の存在価値は如何に。

そんなことを考えながら、今日も、東洋医学の鍼医工としてできることを、少しでも。

今日は、これで終わります。



今回も読んで頂きありがとうございます。ISSEIDO noteでは、東洋医学に関わる「一齊堂の活動」や「研修の記録」を書いています。どんな人と会い、どんな体験をし、そこで何を感じたかを共有しています。臨床・教育・研究・開発・開拓をするなかで感じた発見など、個人的な話もあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?