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三月大歌舞伎第二部備忘メモ

ジャニオタ、歌舞伎を見る。vol.3

※初心者なのをいいことに、あーだこーだ言って後で自分で笑う用の備忘録です。悪しからず。
3回目にも関わらず凡ミスをしたのですが、A席が残っていたので飛びついてしまい、花道が完全に見切れる下手側西の席を取ってしまったのでした。よりによって熊谷陣屋を見に来たのに……勉強代ですね……


熊谷陣屋

お話ショッキングすぎてトラウマですね。隣の方が泣いていたのですが、確かにこれは……
同じ年頃の子を持つ親の立場で熊谷(は知りながら)、相模(は知らずに)藤の方に向け語っていた前半の台詞はそのまま自分に返ってくるものだったなんて。

ところで、私は過去に唯一完走した大河ドラマが義経なのですが(※2023年に向けてペースをつくるべく、青天を衝けは今の所見続けられています)、常盤御前とか知ってるお名前が出てきて、おー、と思いつつ、確かに大河でも義経が公家に良い顔をしようとしてどうのこうのみたいなくだりがあった気がするので、なるほどこういう結末もありうるなと勝手に腑に落ちていました。

それにしても、花道のイリハケが見られていないという、何見に来たんだよお前…状態なので、必ずまたリベンジしたいと思います!
(熊谷の前半のお衣装がパステルの六角形のパターンで凄く可愛かったのですが、こういう衣装も時代とともに変わっていくものなんですよね?)


雪暮夜入谷畦道

蕎麦、ガチで食べるんだ?!と思ってニコニコした(ガチ浅い感想ですいません)(KinKi Kidsのブンブブーンの落語の回で、蕎麦を食べる振りを教えて頂いていたのが印象に残っていた)。
機構を使って立体的に蕎麦屋のある街角を見せる演出が面白かったのと、途中蕎麦屋→遊郭のセット転換をやっていましたが、流石、速いな〜と、舞台転換をかじっていた身としてプチ感動していました。(雪布が盆の縁でちょっと削れていたのは、仕方ないんですよね?)

後半も三千歳が健気でかわいかったのだけど、途中郭言葉の解説が入り、そこからもう「あちきは郭の中の鳥でありんす…」(椿鬼奴ボイス)が頭の中でループしてしまい、ちょっと眠かった。

ところで、昨日見た一部でも紫野≒京都北区、新町=大阪(大坂)等解説が入っていましたが、今日も入谷や鶯谷は別荘地だったとの解説が入って、なんか、タモリ倶楽部みたいだなと思いました(シンプルに勉強になるという意味で)。
演劇を見ながら、日本を学べるなんて、お得ですよね。こうしてオタクは新たな沼にズブズブとハマっていくのであった〜完〜


さて、あんなに美味しそうに蕎麦を食べる直侍を見て、お口が蕎麦にならないはずもなく、好きな蕎麦屋(というかここ以外に美味い蕎麦屋のリストがない)で蕎麦を食べて帰りました。
隣のカップル手前の(←余計なお世話)男女の女性の方が同業だったのでめちゃくちゃ会話を聞いてしまったのと、反対側の隣の美人さんがお一人で景虎グイッと行っていて最高だったのがハイライト。
美味しい蕎麦屋さんご存知でしたら、コメントかTwitterのマシュマロまでよろしくお願いします(笑)


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