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流星の音色備忘メモ

9/3マチネ、晴れのち雨のち晴れ。
雨予報だったので日傘は置いて雨傘の折り畳み持ってきたのに、開演前外歩いてたらめちゃくちゃ暑くて、そういえば去年南座来た10月も東京と京都で全然気温違ってヘトヘトになったっけ…と思い出していた。(涙)

流星の音色、ストだと大我団扇を持つ&Jr.SPさん履修中の私、そりゃ当然観るよねということで来ました(演舞場でなく南座になったのは、行きたいお店に行く口実が欲しかったからですw)

以下箇条書きで感想。
■毎年ハセジュンパパで双眼鏡のピントを調節してましたが、今年は内海パパで調節した(お馴染みのルーティン)
■オープニングの曲が悪くないなと思ったので良い感じかも?!となりつつ、直後父と息子の謎掛けが始まったので早々におやおや……となる(既視感1)
■山の星の姫とばあやのシーンで引くほどテンポ悪い中描かれるのが結局「恋カァ」(既視感2)だったので、気持ちが途切れかける(すいません)(あとリーパ(一幕)と山の星の姫だけ異様に衣装がメルヘンなのってなんなんですかね?)
■リーパと山の星の姫のやり取り、星球が緞帳前まで来ていて、非常に立体的かつ演者を近く感じる演出で凄くいいなと思ったんですけど、山の星のシーンを引きずってしまって&この後の海の星のいつめんたちのコメディシーンに挟まれていることで、凄く重要なシーンだったはずが、正直ほう…という気持ちに
■たつるのガチバレエ、キレてました(本当に上手だった)
■ばあや余計なこと女王様に言うな(怒)
■女王様に詰められてる山の星の姫が恋について歌い始めるシーン、いくらミュージカルとはいえ歌うなwwwメンタル強すぎだろどうしたとなった
■一幕終盤、剣術の稽古(大我くんとかずとしの殺陣あってびっくりしました!)からの仮面モブダンサーからの中央階段上で剣越しに終わる一連のシーンは帝国劇場の一幕二幕総集編かなと思った(既視感3)
■というわけで幕間(どうだろうか…)となっていたんですけど、大我くんの天使にも悪魔にもなれる二面性のある歌声が大好きな私は、二幕冒頭の不機嫌リーパが最高でなんとか食らいつけました。(後列ドセンだったんですけど、双眼鏡越しにあの冷たい目を見てヒェ〜になってました)
■正直上記の通り恋に落ちるシーンに没入できずに二幕を迎えたので危険を冒してまで橋を渡ろうとする二人に感情移入出来かねる
■リーパを探せ!の号令とともに心の中で「どこだどこだどこだ、リーパ」って歌ってすいません
■たつる、親友を裏切る役なんてオイシすぎ!!!(しかも裏切る理由も愛せるなんてお得すぎ!!!)
■内海パパ「行かせてやれ…」なんでだよ!!!(たつる(の役)、お前だけだよこの物語でスタンスが一貫してるのは……)
■橋を渡るシーンの水凄かったんですけど本人たちが水に打たれる演出がない限りは紗幕でよかったのでは…と思いますが演出の方の拘りポイントだったんですかね(水好きだし…)(既視感4)
■色々言いたいことはあるはずなのに二人のデュエットとリーパ渾身の「愛してる」が素敵すぎてもうなんでもいいや……という気持ちにさせられて悔しい(このシーンの大我くんの表情見たすぎるので大我担だったら上手入りたいだろうなと思いました)
■最後の最後、橋を渡っている間に雨に打たれると命を落とすと言われていたのって山の星の者に限らないですよね?何故山の星の姫だけ消えてしまう……?(そしてリーパの記憶はあるまま幕が下りると……)

ということで、京本大我と松尾龍最高音頭は踊りつつ、多分見せたいことが山ほどあってごった煮になった結果お話と演出の両面で犠牲になってるものが多いのではなかろうかという感想です。(愛する人の記憶がなくなる話って消しゴムしかりツバサ・クロニクルしかり様々あるし取捨選択すればドラマチックになりやすいと私は思うので……)
それでも良いものを見たと思わせる皆さんの歌とたつるのバレエ凄い。

終演後外に出ると、地面が濡れていて雨上がりのようでした。
まるで物語の続きのようで、ドラマチックだな、なんて思いつつ。

流星の音色

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