最近見たもの色々

すいません、サボっていたら感想リストがいっぱいになってしまいました。


二月大歌舞伎第二部
春調娘七種と義経千本桜渡海屋大物浦

■観劇前についにナイルでカレーを頂いたのですが、張り切って食べすぎて春調〜寝てしまった(観劇前は食べ過ぎちゃだめって何回失敗しても学ばない人)
■渡海屋、小川大晴くんの歌詠みが素晴らしい(会場も盛り上がった)
■義経と知盛の「昨日の敵は今日の友」の展開が大河の平清盛を並行して見ている分泣けた
■仁左衛門さん、あの間を保たせる迫力、凄い(そして錨の縄の小道具、本当に海底に落としているみたいで、小道具のつくりも、それを上手く捌いているであろう裏方さんも凄い)


陰陽師生成り姫

■これは林翔太・音月桂のW主演と言うのが正しいと思う(笑)(ちょっと、健くんの滑舌は今後ほんと治した方が良い…)
■二幕桂さんの鬼と人を行き来する演技が素晴らしかった
■二人で鬼になることを選ぶ展開は、ロリデ?と思った(違います)
■御簾みたいな幕がかわいかったのと、琵琶をマンドリンやクラシックギターみたいに弾く音が素敵だった
■鬼は進撃の巨人の様相でちょっと面白かったです


ピアフ

■大竹しのぶさん、夜への長い旅路で震えてぶりでしたが、物凄い体力・少女性・歌唱力・狂喜で殴られた
■ピアフが感じてきたステージ・セックス・ドラッグのエクスタシーと、ステージ上・男女間の孤独を描いた作品だと理解したのだけど、私の推したちも猛烈な孤独に襲われることもあるのだろうかと思って泣きたくなった(一方、女友達との友情が晩年まで続いたことは救いになった)
■それから、パリがナチスに占拠されてから解放されるまでのくだりは、解放の喜びが大きければ大きいほど、現実世界で起こっている悪夢を重ねて悲しくて仕方なかった
■舞台美術も素敵だったのだけど、特にマリメッコみたいな山吹色にネイビーの花柄が入った布を臙脂の紐でくくったカーテン吊物が空間を斜めに広く見せていて、そしてかわいかった


冬のライオン

■葵わかなちゃんをPROMで、加藤和樹くんをジャック・ザ・リッパーで見て、良いなと思ったので見に来た
■まぁ、良かったんですけど、コメディ要素が会場にウケているほど私には面白く感じられなくて、あ、もしかして私ターゲット層じゃないかも……と思った
■1183年のプランタジネット朝の頃の話ということで、例によって源平の争いをしている時英国であった話として聞くとそれは面白かった
■一幕終盤ぼーっとしていたところでヘンリとアレンのキスシーンが入って目が覚めたし(双眼鏡構えてしまった)、聴けないと思っていた葵わかなちゃんの歌が二幕で少し聴けてそこは良かったです
■大好きな芸劇で観劇できたのもよかった


来月はもう少し計画的に記録することをここに誓います!!

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