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赤シャツ備忘メモ

9/19マチネ、少し暑い(西口から走ったからかも)。

池袋は6年通って超得意な土地のはずなのに、ブリリアホールと芸劇を間違えるという凡ミスをして冒頭5分遅刻……すいませんでした……

ブリリアホールは最近悪評が頻繁にTLに流れてくるので(そしてデジチケなので)緊張しましたが、一階通路脇だったので見やすくて安心しました。

坊っちゃんは小学生か中学生で読んでぶりだった気がするので、Kindleで読んでから行こうと思っていたのに一章くらいしか読めずに当日になってしまった。


高校の同級生で、ジャニーズのジャの字もなかった子が観劇きっかけである日突然照史担になっていてマジか?だったのですが、初照史くん、確かにさすがの貫禄で素晴らしかったです。
山嵐たちにボコボコにされて登場するシーンは吹きましたね……

聡ちゃんも、舞台初めてと聞いていますが凄く一生懸命に役を生きていて、(そして黒髪が非常に似合っていて)よかったです。
愛嬌のある役柄、ぴったりでした。

そしてしょうもないことばかりで申し訳ないんですけど、マドンナ(北香那さん)がまじで牧野真莉愛で面白かった。まりあんらぶりんです♡とでも言いだすかと思った。(言わない)


お話としては、武右衛門の素直さや山嵐といった頭の硬い男たちが怖いな、というのが一番の感想でした。
日露戦争の頃、ああやって聡ちゃんみたいな年頃の青少年たちが徴兵に行かなかった兄を糾弾し、陸軍養成学校に入るのだと声高らかに言うような時代。武右衛門よ、戦争になど行くな……と願ってしまいました。

そして、山嵐の頭の硬いこと硬いこと。ザ・頑固おやじ!!という感じで、教頭も「もう疲れた……」と戦意喪失してしまう場面がありましたが、私も心の底からイライラさせられました。人が話してるんだから聞けよ。

戦争を良しとしない、女性が自転車に乗っても心配されないような時代に生まれてよかったと思いましたが、ロシア将校に胡麻を擂るシーンは今に通ずる部分もとてもあり、適度に胃が痛くなる作品でした。



赤シャツ
東京公演は終わり、大阪会場9/28まで。

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