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三月大歌舞伎第一部備忘メモ

3/6 晴れ。
歌舞伎観劇を始めてから先月で一年が経ちましたので、「ジャニオタ、歌舞伎を見る」の冠は外してみました(カウントが面倒くさくなったという話もあり)。
元々、歌舞伎は松竹歌舞伎会のポイントを貯めるために見始めたのですが、今般Travis Japanが留学することになりまして、つまり今年度の虎者はなさそうだということで、なんなら来年もどうか誰もわからない状況なのですが、Travis Japanのために始めた習慣を続けることが、彼らの成功への願掛けになるのではないかと勝手に思いまして、これからも通おうと思っています。


新三國志

非常に面白かったです………猿之助さんの宙乗りが素晴らしかったのは勿論なのですが(しっかり花吹雪1枚持ち帰った)、個人的には右近さんがあまりに美しくてうっとりしてしまいました。
前から、右近さんってなんとなく所作が「洋」だなと勝手に思っていたのですが(人形浄瑠璃の踊りがアニメーションみたいだったし、勘九郎さんと並んで踊るとその違いが見えて素敵だなと思っていた)、香渓の立ち回りも軽やかで美しかったです。
それから、劉備に抱き締められて「気がつく」刹那も。

お話のテンポもよく、そこまで長尺に感じなかったのですが、その中にジェンダーっぽい描写も、関羽と劉備の関係性まで何気なくカバーしているのが上手だなと思いました。
(音楽が通常の歌舞伎より大音量なので、イヤホンガイドは借りてもあまり聴こえない点だけ要注意)

夢見る力を信じること、武力ではない形での天下統一が題材の作品だったと理解したのですが、Travis Japanが今まさに夢を叶えようと走り出した様や、昨今の情勢を思って泣きっぱなしでした。
Travis Japanにもどうか、信じて走り続けてほしいと気持ちを新たに。エンタテインメントって、ほしいときにほしいメッセージをくれるから不思議ですよね。


さて、先日、着物を注文しました。
元々は、秋の虎者までに練習しようと意気込んでいたのですが、そんなに急がなくても良さそうなので(笑)
毎月の歌舞伎で少しずつ上達できればと思っています。


三月大歌舞伎第一部 新三國志

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