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the PROM備忘メモ

2021年3月13日マチネ。凄い雨!

赤坂は、普段あまり寄り付かない場所なので、大昔魔王の夏イベで来たことを毎度鮮明に思い出せる特別な場所です。
昨年の美勇人の舞台ぶり。2階後方にも関わらずかなりよく見えました。ACTシアター大好き!


全体的にセット転換・空間の魅せ方が好きで、中割がプロセニアムアーチとお揃いでアーチに抉れているのがかわいい。
映像を映す演出、見覚えあるなと思ったけどロカビリー・ジャック(岸谷演出)だった。


一幕序盤、身勝手に学校に乗り込んでくるDDAたちに、「サイアク…」と思ってしまったし、寺脇さんや三吉彩花ちゃんの歌があんまりピンと来なかったから、個人的には正直ウーン…となっていたのだけど、葵わかなちゃんの歌が全てを打開した。すごい。さーやリカを見た時の爽快感。アナスタシア見ればよかったーーーと心底思わされた(踊りはもうちょっと頑張れるかな、そういうところもさーやを彷彿とさせるwでもあそこまでキャピキャピした声ではない(さーやごめん、さーやのキャピキャピした声が好きよ))。

一幕ラストのニセプロムのシーンのOP、ヒロキが白ジャケットに黒パンツ、白シューズで登場して、流石に夢ハリやないかと白目剥いたw
ヒロキ、さすがに踊り上手かったし、結構いいポジションもらっていたと思う(生で初めて拝見した)。
ニセプロムの音が聞こえてくるところはすっごくすっごく怖かったし、音楽や踊りが明るければ明るいほど、悲しくて泣いた。


二幕は、結局金で解決するんかーいwwwというのと、PTA対その他(親世代対子供世代)と、結局カテゴライズして話すんじゃダメじゃない?と思ったし、親の価値観はそう簡単に変わらないと思うけど…と微妙にモヤモヤしたが、舞台の尺で表現するならこんなもんかと(浅い考察ですいません、BW版もいつか見ます)。

カテコが賑やかでとってもとってもよかったのだけど、ヒュー!とか、ブラボー!とか、叫び出す客がいて心がめちゃくちゃ冷えた。
どうして客入り50%にしているのか、思い出してほしいし、本気で忘れていたならその程度の意識の低さで劇場に出入りしないで頂きたいなと、怒りの終演。

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