ガンダムの舞台化という00の対話

ガンダムを舞台化というそれだけでも、え?どうやって?MSどうするの?人間ドラマ中心になるのか?想像ができない・・・
そんな好奇心から見始めた舞台ガンダム。

今作の舞台は
舞台 機動戦士ガンダム00 破壊による再生-Re:Build(以下再生)
舞台 機動戦士ガンダム00 破壊による覚醒-Re:(in)novation(以下覚醒)
の2作が存在し、再生がアニメの1stシーズン基準、覚醒が2ndシーズン基準で描かれる。
アニメ版がそのままというわけではなく、多少の改変は行われているが物語の流れは一緒だ。
よりわかりやすく、話のテンポや舞台で見せたい部分をより強調させるためだと思うのでこれはこれでもう一つのガンダム00になっていると感じた。
再生は2019年、破壊は2022年に公演され、今回はどっちも配信で見た(破壊に関してはこの情勢でなければ生で見たかった・・・

なるべくネタバレの無いように感想を書いてみる。
え!?ガンダム00だ!!アニメで見たあのガンダム00が見事に再現されている!という衝撃を最初に感じた。
そしてキャストの方々に00のキャラクターの魂がしっかりと宿っていた。
例えば刹那なら雰囲気も刹那だし声すらも刹那に聞こえてくる、アニメとは異なるキャストのはずなのに確かにそこ刹那がいる!
もちろん全てのキャストに魂が宿っている、どこを見てもこれはガンダム00なのである。
さて冒頭でも述べたようにMS戦はどうなっていたかというと、基本的にはコクピット視点での演技なのだが、ここがこの00舞台の真骨頂!
なんとコクピットに乗ったまま殺陣を行うのである、俺がガンダムだ!正にあの名台詞こそが、それこそがこの舞台でのMS戦なのだ。
めちゃくちゃかっこいい殺陣でした・・・!
しかもMS(コクピット)が凄い滑らかに動く、まるで機械制御されているかのように。
ところがですよ!このMSを操作してるのは人力!!アンサンブルの方々が人力で操作している。
衝撃すぎて・・・大きな箱を押しながら走ってるだけの光景、でもそれがちゃんとMSの動きをしている・・・しかもですよ、ちゃんとパイロットの動きとしっかり連動して動いている、なんなんだこのアンサンブルの方々は!あまりにも見事な演出でした!

公式でもアンサンブルに賛辞を贈っていたが、本当にその通りで影の主役と言っていいほど重要な要素でした。
特に破壊のほうは約3時間(再生も2時間半くらいあります)あるので3時間やりきるキャストの方々が凄い・・・!

このコクピット視点での演技が、対話という00のテーマに凄く合っていたと感じた。
あまりに良すぎてすぐにパンフを注文しちゃいましたね・・・

気になる方は、アニメ版見てない方は再生から見るのが推奨です。
アニメ版済の方は破壊からでも良いと思いますが両方見るのがやはりおすすめです。

再生はDMMの方でレンタルできます!

破壊の方は今ならギリギリ間に合う!
2月20日18時までディレイ配信してますので是非。


みんなもガンダムになろう!

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