【詩作品】歩くということ

あなたは今どこで何をしているのだろう
私は葉桜を見上げています
あなたは雪を見ているのだろうか
空の向こうのあなたを想像しています

季節が巡っても記憶は色褪せないまま
あなたのことを想って風に揺れる葉の音を聴く

あなたは今日も幸せですか
私は今日も幸せです
記憶は胸にしまったままで
今日という日を別々の道
それぞれの足跡を残している
それが生きるということ

伝え合いましょう。気持ち。