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つぶあん

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私の詩作品だけ集めたものです。 トークを読み飛ばしたい人向け。 時間のあるときに過去作品も整理します。
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2019年9月の記事一覧

【詩作品】月夜のドライブで

月夜のドライブ
流れる
景色をBGMに

星の声
またたき
吐息が心振るわす

僕は恋をしている
目を閉じた君はオブジェ
月が綺麗だ

**********

あとがき

月が綺麗だ。
月に照らされた「君」は綺麗だ。

【詩作品】手をつないで眠ろう

今日はあなたとふたりで
おいしい夢見よう一緒に

今日はあなたとふたりで
未来を夢見よう一緒に

不安はいらないふたりなら
太陽が昇っても沈んでも

不安はいらないふたりなら
ただ寄り添える関係

**********

あとがき

手をつないで眠る。
そんな関係があと100年続くと良いな。
燃え上がる恋よりも尊いもの。
それはふたりでいる時間。

【詩作品】流星のように踊ることができたら

心地良い風吹く晴れた秋空の下
約束より早く君を待つ本屋の前で

君から届いたあのメールを
笑えるようなメンタリティじゃなかった

誤字か冗談か本気か悩んで
選んだ結末が連れてきた愛

『本屋さんの前で舞ってて!』
目を疑うようなメールが
視線を振り切り踊り出したランニングマン

痛かった周りの人々が
遅れてきた君の呆然とした顔も
僕の心をキリキリと斬りつけた

恋愛は盲目だ
何もかも見えない
選ん

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【詩作品】止めることができない性

閉ざしたはずの心のブラインド
隙間から射す強い刺激
白い肢体がキラリ光って
聞こえるほどに強い鼓動

ソックスと短いスカート
抑えられない欲望
誘われるまま視線が動く

**********

あとがき

スタイルがよかったりすると、ちょっと目の毒ですね。

【詩作品】結(ゆい)

特別な人以外には
どんなに誘われたとしても

この柔らかい胸に触れさせてもいいと思えるほど
「この人だけ」と心の奥が叫ぶ出会いが

心も体も意識もすべてがあなたを求めてる
理性なんかじゃ止まらないほどにあなたを求めてる
結びたい気持ち 触れて欲しい
結びたい気持ち 優しくあなたに触れて欲しい

**********

あとがき

勝手にインスピレーション詩です。
岩代ゆいさんの作品を読んだらむくむ

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【詩作品】あなたのメロディーで痺れさせて

マニュアル通りの言葉はいらない
この胸に届くまで
すべてを投げ捨ててでも
声枯らして叫んで欲しい

愛が欲しい
極上のメロディーを奏でて
痺れるような
あなたのメロディーを

**********

あとがき

ありきたりな愛のバラードはいらないの。
嵐のようなEDMで痺れさせて。

【詩作品】少女のような純粋さ

いつでもあなたに
心に触れたら
クリスタルのような美しい
あなたに見惚れる

あなたを愛して
あなたに愛され
少女のような無垢な気持ちに
戻れる気がする

**********

あとがき

「あなた」に触れたら心が洗われる気がする。

【詩作品】君とふたりなら

俯かないよ
君と迎えたい明日がある
肩寄せて朝日見送って
愛してるって伝えたい

逃げ出さないよ
君と歩きたい未来がある
灰色の空の下でも
きっと歩けるから

**********

あとがき

「君」とふたりなら、どんな困難でも乗り越えられるから。
俯かないよ。
逃げ出さないよ。

【詩作品】茶色

冷めた風が吹いて
飛ばされて行く
過ぎた季節の物語
みずみずしさを失った葉

かさかさと音を立てる
僕の心のよう

【詩作品】実りの秋

あなたの胸がアツく実っている
甘い香りに群がる野獣
登山家が言った「山があるから」
見惚れる理由にしていいですか?

秋風が吹く季節でもわかる
たわわに実る丸い果実
荒れる呼吸で先へと急ぐ
あなたに視線を奪われて

高すぎる波に挑むサーファーたちのように
荒れる波を見定めるサーファーのように振る舞って

あなたの胸がアツく実っている
甘い罠なら大歓迎
あなたに近付く口実を探してる
少しだけ僕に任せ

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【詩作品】あなたの中まで愛している

灼けるような熱いキスで
凍ったあなたの心を溶かして
僕が注ぐ甘美な媚薬
果てる声まで愛しい

**********

あとがき

こういう微エロが浮かんだ朝です。
おはようございます。

#わたしをかたちづくったもの 私と音楽と言葉たち

あきらとさんの企画に参加しています。
企画の内容は記事の末尾をご覧ください。

私らしく詩集形式でつづります。
ところどころに曲名やキーワードを詰め込んでいます。
なるべく有名なものを選んでいますが、若い世代には伝わらないかもしれません。
気になったら遠慮なく聞いてください。

**********

幼少期降りたった世界に溢れたもの
動き始めた My Revolution
心に根付いた Self

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【詩作品】高嶺の花

この道を歩いたら
あなたへと続いてる?
前向きに笑顔で
いられたらたどり着く?

心の奥に輝いた宝石がキラリ
それはあなたという世界にひとつの奇跡
追いかけて追いかけて手を伸ばせば届く?
先だけを見て

**********

あとがき

「あなた」が抱きしめるぬいぐるみ。
その場所が欲しい。

【詩作品】秋空に重なる

秋の空を広く覆う
薄い雲が太陽を隠す
僕の視界を埋め尽くす
君の笑顔のようだ

**********

あとがき

「君」しか見えない。
雲しか見えない秋空みたい。