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時と共に変わっていく

僕が学生の頃は″パソコンに詳しい人=オタク″という印象が強く敬遠されがちだった。PCの普及が進み、いわば必需品となってきた頃には″パソコンに詳しい人=憧れ″となった。時代によってこうも印象が変わるものかと考えた事がある。

気軽に出掛ける事が難しい今、いかに家の中を快適に楽しく過ごせる事に目を向けられている。呼ばれ方としてあまり良い印象が持てない″隠キャ″や″コミュ症″という類いの人は、その持ち前の性格から、一人で居ることが多いと思う。むしろ一人で居る方が楽であり楽しくいられる(僕もその一人)事が多い。

気軽に出掛けられず、気軽に人と会えないこの時代には、″隠キャ″や″コミュ症″の人の方が苦痛や苦労が少ないのかもしれない。だって元々一人が好きだから。

人に理解されにくい趣味を持っていたり、マイナスに捉えてしまいがちな性格の持ち主でも、環境や時代が変われば、逆に尊敬されたり生きやすくなるのかも。

時と共に変わっていく。そう思っていれば少しだけ自分を好きになれるのかもね。

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