現代においてクリエイトしないクリエイターはクリエイターではない

今日こんなツイートを見かけました。

あずきさん的には結論として「いいからX(旧Twitter)なんてやってないで書け、送れ、発表しろ」と言いたいですね。

これだけ言って終わりなんですけど、今日は少し深掘りして「なぜ今日日こんなにクリエイトしないクリエイターが増えた」のかと言う話をしていきたいと思います。


プロとアマチュアの露出機会の差が縮まった

最近ネットで何でも作品を発表できる世の中になり、気軽に収益化もできる世の中でプロとアマチュアの露出機会の差というのは縮まったと思います。

音楽の世界で言えば一昔前はレーベルに所属しなければいくら地元のライブハウスでブイブイ言わせていてもそれ以上にはなり得ませんでした。

現代ではネット一つで世界中の人にリーチすることができてしまう世の中なので必ずしもどこかのレーベルであったり出版社であったりに所属する必要がなくなってきたというのが実情です。

アイドルでも昔はオーディションに受かって、レッスンを勝ち抜いてだったのがネットを通じて集客して、それでお金がもらえるシステムが出来上がっているので無理して老舗アイドルのオーディション受け続ける必要もないんですよね。

プロに対する期待値が上がった

そう言った世の中であえて「プロ」を名乗ることのハードルが加速度的に上がっていると思います。

自分はニコニコ(ββ)ぐらいから見てきているので、今から考えれば割と古参な方の部類に入りますがニコニコというコミュニティが形成されてそこから羽ばたいて行こうとする人を何人も見てきましたが、結局そこから成功した人(米津、ヒャダイン)もいれば、燻ったまま命が尽きてしまった人、プロを名乗ることに限界を感じていつの間にか消えた人、どんなにアンチが湧こうとも諦めずに貫いてついに夢を叶えた人など千差万別でした。

アマチュアが気軽に投稿した作品がバズりそれが正義と言われる世の中でプロとして求められるものは加速度的に上がってきていると思います。

その結果増えたのが・・

プロクリエイターを名乗っているのにクリエイトせずにXでイキリ散らかしてアンチを増やしたり、クリエイターを名乗っているのに何クリエイトしてるのかわからない自称クリエイターです。

あとはアマチュアでも1発当てた以降はクリエイターの看板を下ろさずにやってることといえばXでバズることだったり、過去の栄光に縋ることだったりするのを見ると私自身はいい顔はできません。

クリエイターは創ってこそクリエイターです。少なくとも「今作る気がない」のであればクリエイターを名乗るのはやめてほしいと思うのは私はいき過ぎた考えの持ち主でしょうか。

クリエイトすればあなたは今日からクリエイター

なので冒頭に戻りますが、現代のネットにおいて何かを作って発表したらその分野のクリエイターを名乗っていいと思いますし、そういう企業はそれができる人間を欲しがっていると思います。

冒頭のポスト主にもう一度言いますが「いいからX(旧Twitter)なんてやってないで書け、送れ、発表しろ」

では、よきクリエイターライフをー

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