週末投資家は株式投資で一攫千金を狙えるのか?

んなものは端っから狙ってない。

どうも、あずきです。

自分の経験から新NISAとかでまたにわかに盛り上がる投資垢から身を守るためにも「投資してお金が儲かるのか?」みたいな話をしていこうかと思います。

まず結論「基本投資はリスクは付きもの1000%は無い」

各所で言われているんですが投資で一攫千金を狙っているのであれば絶対にやめた方がいいです。その金額を副業資金に充てたりとかした方がよっぽど儲かると思います。

じゃあ自分みたいな週末投資家(とあえて表現しますがチャートを四六時中見ているわけではないしチャートを読む知識もない人)はどういうマインドで投資するのがいいのかということをお話ししていければいいかなと思います。

週末投資家の基本的な考え方

ここでの週末投資家という定義は「本業を他にフルタイムで抱えていてチャートを四六時中見ている暇はないけど投資はしてみたい人」ということです。新NISAの対象者ってことですね。その人たちに向けた考え方や銘柄の選び方をお伝えできればなぁと思います。

考え方①「生活防衛資金としての積立定期預金は必ずしておくこと」

例えば月3万円積み立てられるみたいなシミュレーションがあると思うのですが、あれも基本的に「それの半分か同額ぐらいは積立定期預金に回した方がリスクは抑えられる」と考えた方がいいです。

当然、利益幅は減るんですが株式市場はどうしてもリスクがつきものなのでもし0から始められる場合は絶対に貯蓄や投資に回す3万円のうち1万5千円を元本保証の積立定期にしておくのは生活防衛として必要だと思います。

考え方②「いくら魅力的でも自分がよく知らないただ有名なだけの企業は避けること」

株式市場って基本情報戦なんですよ。なので、どういうことが言えるかというと「自然と自分の肌感覚として情報が入ってくる株は見極めが容易い」のです。かつてはライブドアショックのようにただ有名だからということで群がった個人投資家がライブドアの暴落に合わせて大損こいて訴訟沙汰になったこともあります。繰り返しますが有名なだけのよく知らない企業はやめた方がいいです。就活と一緒ですよね。

例え自分がよく知っている企業のやばい噂みたいなものが耳に入ってきたとしても自分が信じていれば売らないってなるし、よく利用してればこそ見えてくる「肌感覚のヤバさ」って案外バカにできないなって思うわけです。
週末投資家であれば尚更普段の生活の中に密接に関係してる株式を買っておくと追加の勉強時間が最小限の抑えられるので節約することができます。

考え方③「配当、値上がり幅、優待のどれをメインに狙うのかバランスを常に考えるべし」

よく投資垢がアホみたいに繰り返す「S&P500」という銘柄に関しては「米株の値上がりに連動する指数投資」というものでなぜ強いかと言われれば「アメリカ自体が大きくコケる=世界危機」に近いのでそれは流石に世界中が避けるように動くのでアメリカの強さに連動しているS&P500は安定して成長していくということが言われる理屈です。

S&P500をはじめとした「値上がり幅」を狙う戦略は新興の成長株などやGAFAなどのグローバル企業でよく取られる戦略で「企業の成長=自分の利益」になります。ただ、成長し切った後に売るタイミングを見極めるのが難しいです。まだ上がるかも・・・もしかしたら下がるかも・・・というせめぎ合いを常にやる感じですね。

次に「配当」狙い戦略はすでに名のある大企業で「需要がグローバル市場メインであったり、一般消費者が使う製品としては配ることができない企業」が取る戦略で平たくいえばは「現金で返す」という形ですね。調べてもらうと高配当株!みたいなものがたくさん出てきますが考え方②と連動して、よく調べてから投資するようにしましょう。中には一時的な高配当で釣ってるという悪質な企業も時にはあるからです。なので配当狙いの場合は必ず過去数年の配当実績を見ましょう。特に業績上がっていないのに急に配当増やした企業は必ず何か理由があると思った方がいいです。

最後に優待狙い戦略ですがこれも考え方②と連動して「株主優待に合わせて生活様式を変える必要があるならやめた方がいい。」と個人的には思います。ポイ活と一緒で自然に使って貯まるぐらいのノリがちょうどいい。それ以上はストレスになるのできちんと管理できないと思わぬ落とし穴になる。なので普段の生活と密接に関係している優待を提供している企業を選ぶといいです。だから私自身はQUOカード優待とかは選びません。正直それやるなら配当寄越せと思ってしまう笑

まぁそして優待生活の究極系が桐谷さんなわけで、彼は投資家メインなのでああいう「優待を消費するだけの生活」ができるということは肝に銘じておいた方がいいでしょう。

今行った3つの主な株の3つの狙い方をバランスよく配置するといいと思います。

考え方④(絶対に真似しちゃいけない)「株という推し活」

絶対に真似してはいけないですが私は任天堂の推し活として株を買ってます。というか株式投資を始めるキッカケが任天堂です。コロナ前はお土産が話題になっていたりしたのでそれが欲しくていつか株主総会に出席するんだ!って思って端株を積み立てて400万円分買い漁るぞという気合いで始めたわけです。約20年計画だったはずが昨年株式分割があり今年から株主総会に出席できるようになりました笑(事情があり今年は参加できなかったですが・・・)

考え方⑤「銀行の営業マンが進める投資信託は基本信用するな」

はい、これもよく言われることですね。。。ちなみに私は現在進行形で痛い目に遭っています。コロナとウクライナ情勢をモロに受けるタイプの投資信託を購入してしまい現在100万で購入したとある投資信託が再投資タイプにしているんですが再投資で増えた口数を上回る投資成績の下がり具合に結果現在は銀行に払った手数料分がまるまま損している状態です。(おそらく次にお金が入り用になったら損切りを兼ねて利確する予定。)

最初は国債購入したくてお願いしたんですが「それよりいい商品ありますよ」って言っておすすめされたまま買ってしまった大失敗です。損した⚪︎万円は自分への勉強代として納得してます。

では、それで得た成績は?

投資初めて5年目になりますが持っている株式の含み益は現在20%を超えています。

それにプラスして配当金も再投資に回しているので積み立てる金額も年々増えていってるという感じです。

配当株を狙うメリットはここにあって、投資できる金額が増えていくんですよね。雪だるまですね。雪玉が大きくなっていくと巻き込める雪も増えていくので大きくなりやすくなるので、さらなる利益になるんですよね。

ちなみに株式投資を始めると企業の決算発表資料の読み方とかがわかってくるのでお金の使い方等を学ぶことができるのでおすすめですよ。

最後に

新NISA等も始まるので始めるなら今だと思いますが株式市場に絶対はないので必ず自分の手の届く範囲の株式にしておきましょう。じゃないといざとなった時に身動きできずに酷い目に遭うことになります。今日はあまり触れてないですが我々のような週末個人投資家がCFDとかFX等の信用取引に手を出すなんて愚の骨頂なので絶対にやめましょう。

あれはマジでゼロサムゲーム(誰かが得したら誰かが損をする)であり、資本力がものを言う世界なので数万しか使えない我々が安易に参戦すると数億単位で動けるヘッジファンドとか取引ロボットに狩られて終わります。

では、お金を大切に使って丁寧に暮らしましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?