自分って一生損するんだろうなって思った話

 大学でグループの代表者がレポートを出す形の課題がありました。代表者が提出し、他の人達は代表者の名前を書いて提出する課題です。

 私達のグループは1人に任せるのは良くないということで、グループで集まって課題を進めることにしました。

 授業の空いてる時間に集まって作業を進めていきました。しかし、思うように進まず、大して進行のないまま時間だけが進んでいきました。手を抜いてるからというよりかは逆に真面目だからこそ「これで良いかな」とお互いが遠慮しあって進んでいない状態でした。

 私は早く終わらせたかったので「こうで良いんじゃない?」と何度か意見を出しました。

しかし、周りは「そうよねー」と言いながら全く進みませんでした。

 このやりとりを何回か繰り返すうちに、私は少しイライラし始めてしまいました。意見を出しても否定も肯定もされず、レポートの文字も進まない、この時間がすごく無駄に思えてしまったのです。

そして、「1人でやっちゃった方が楽」という思いが頭に浮かび始めました。しかしそれでは良くありません。「せっかく集まったのだから」と自分に言い聞かせ、しばらく我慢して様子を見ました。


そこから1時間程作業をしました。


結果、進行状況10%と言った感じでした。

 
 そこで私はついに限界が来てしまいました。

そして、今まで我慢していた言葉をつい言ってしまいました。


「私、家でやってこようか?」


自分の良くないところが出ました。
出てしまいました。

「自分でやった方が早い」「1人でやった方が楽」そう考えて仕事を請け負ってしまう、1人で抱えてしまう。そんな悪い自分が出ました。

 おそらく周りからしたら悪い面ではないです。しかし、自分にとっては悪い自分です。何も自分にとってプラスではないからです。過去にも何度もそうやって自分を追い込んできました。そして、今回もです。

結局、家でやってくることになりました。

 課題自体は30分もかからず終わりました。しかし、この時間は他の人達にとっては0です。自分だって0側に行ってた線もあったはずです。そう思うとなんだか悔しかったです。

おそらくあの場で私が言っていなければそこからまだ1時間はみんなで作業していたと思います。そう思うと全然1人の方が楽でした。
しかし、その考えが良くないのです。
その考えがあるから、つい仕事を請け負ってしまい、自分ばかりが大変な思いをすることになってしまうのです。

この考え方がなくならない限り、自分は損し続けるんだろうなと思います。背負う必要のない仕事を請け負い続けるのだろうなと思います。

でも自分は負けないです。
いつかこの頑張りを誰かが気付いてくれるのを信じてこれからも頑張っていこうと思います。

以上、自分って一生損するんだろうなって思った話でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました。


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