3人組のあまり話したことない方と2人きりになった話

 3人組あるあるだと思うのですが、明るくて中心的な1人がいてその周りに2人いるような構成の3人組だと、普段は楽しく話していてもその中心的な人がいなくなると何か話せなくなるといったことがあると思います。

 私は普段、大学では2人の友達と計3人でよく一緒にいます。元々は私以外の2人が仲良く、その後、私が片方の1人と仲良くなり、私が後から加わる形で3人組になりました。よって私たち3人は典型的な前に書いた通りの3人組でした。

 そんなある日、その中心的な子が大学を休み、2人になりました。仲良くなってから1年以上経っていますが、2人になるのはその時がほぼ初めてでした。正直ちょっと不安でした。

大学の授業を一緒に受け、私は3限目で終わり、友達は4限目が空いて5限目も授業でした。私は帰ろうと思ったのですが、こういう機会もあまりないと思い、何となく帰らずに友達と話してみました。その時はある程度時間が経ったら帰る予定でした。

 しばらく2人で会話をしました。趣味の話や就活の話、大学の話やバイトの話、思ってた以上に会話が弾みました。


そして、わりと話せたしそろそろ帰ろうと思い時計を見ました。

そして時間を見て驚きました。


なんと、1時間半以上経っていたのです。
本当に軽く話すだけのつもりだったので心の底から驚きました。また、友達も驚いているようでした。

「え、待ってこんな時間やん」
「本当だ、あっという間」

会話が途切れることも無く、あっという間に1時間半が経っていたのです。

 そして私はその友達が自分にとって、とても話しやすいことに気が付きました。出会って1年経ってようやく気がつきました。落ち着いたテンポ感と心地良い空気感。どうして今まで気が付かなかったのだろうと思いました。

 なぜこんなに話しやすいのだろうと考えた時、私はその人の「話を聞く上手さ」だと思いました。私自身あまり話すのは得意ではありません。にも関わらずその友達のちょうどよい相づちや、聞いてくれる姿勢によって自然と会話が出てきていたのです。

 大学も後半になって新たな発見。嬉しかったです。これからこの友達と過ごしていくと思うとなんだか嬉しくなりました。出会って1年以上経っているのに今さらそんなことを考えました。なんだか不思議な感じがしました。そして、もっとその子と話したいと思い、これからがより楽しみになりました。

ただ、もちろん3人でいるのも楽しいので、これからも3人仲良く楽しく過ごしていきたいなと思います。

以上3人組のあまり話したことない方と話した話でした。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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