転載「飛鳥世一エセー集」リリース前のコマーシャル第二弾 !　「永久保存版・続・美しき文通という名の鎮魂歌　瀬戸内寂聴・横尾忠則　編」

■媒体名　アメブロ
■執筆日　二〇二一年九月十三日
■タイトル　永久保存版・続・美しき文通という名の鎮魂歌　瀬戸内寂聴・横尾忠則　編

瀬戸内寂聴　神経病で「私も小説家になれるのだと、内心喜んだ」過去 (3/3) 〈週刊朝日〉｜AERA dot. (アエラドット) (asahi.com)
『小説家になって、同業の人と付き合ってみると、やはり皆様、少々……中略……皆さん、天才といわれる方ほど相当　　　　　中略』

眞子さまの結婚どう思う？　瀬戸内寂聴が27歳スタッフに質問した結果 (1/3) 〈週刊朝日〉｜AERA dot. (アエラドット) (asahi.com)

『中略』

出家というあの世の理に倣うところから眺めてみれば
この世の事象は理ではなく事でしかないのだろう。
私は"こう思う"は、煩悩と始末を付ければ落ち着く。
その答えは27歳のP子への質問からも覗える。
P子の答えは記されているものの、瀬戸内寂聴の"考え"は記されてはいない。

で、おばはん・・・・・・あんたどう思うの ?
あの世の理に倣うなら、どうあるべきなの ?

中略

死生観を突き詰めることに疲れ、生きながらに答えを求めようとすれば出家しか道は残されていまい。
俗事の煩わしさを抱えながら死生観について突き詰めようとするのであれば

中略

俗人として精一杯、考えられるところまで考え抜いた答えと観ることも出来そうだ。

にしても、この文通。
私のような者にとっては何ともホッコリできる文通だ。
いつまでも、いつまでも続いてほしい文通であり、安定剤のような作用をもみせる。

私は今から朝飯だ。
にしても____やはり、あちらは皆さん・・・・・・少々

中略

それでも最近は"一見普通っぽい人"も、増えたんじゃありませんこと?

～了～

近日公開　飛鳥世一エセー集第一弾　あゝ!なんてエモーショナルないかさま師