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自信はないのです。

2年前のこと。

37度ちょっとの発熱。

すぐに下がり安心していた矢先、

今度は40度を超える発熱。

かかりつけ医、

休日の救急、

深夜の総合病院にかかって

やっと病名が分かり、

適切な処置を受け、治ったことがある。

たった10日ほどの間のできごとでした。


子供やお年寄りなど免疫の弱い人しか

かからない、と言われている

肺炎球菌による体調不良。

お医者さん曰く、

風邪をひいて免疫が下がってるときに

肺炎球菌が入り込んだのではないかと。

すぐに治る薬があるということで、投薬。

数時間でケロリと元気になりました。


診断が下るまでの時間の長いこと長いこと。

もうあんな経験はしたくないなぁ。


ウイルスで今苦しんでいる人が、

回復にむかいますように。

少しでも早く拡大が止まりますように。

と、まだ冷静でいられる環境にいる自分は

こんな悠長なことを考えることができる。

他人のことをおもんばかることができる。


でも、、

もしも渦に巻き込まれたら、

こんなこと言ってられないだろう。

あの時の自分を思い出して思うのです。



1歳半の息子が、

オッパイを飲ませろーーー、

と泣き叫ぶ中、

布団にくるまって

ただただ寒さと震えと体の痛みと

闘うしかなかった自分。

三日三晩泣き叫んだ息子は

これがきっかけで卒乳。

いや、断乳、というべきか。


健康な今は、

もう少し我が子に授乳できる幸せに、

浸っていたかったなぁと、

そんなことすら思ってしまうのですが。



見えない、

分からない、

知らない、

苦しい、

痛い、

という怖さは、

人を非情にする。

凶暴にもする。

例えそれを理解していても、

もしもの時、

どこまで冷静な自分でいられるのか?


自信はないのです。


そりゃ冷静な自分でいたいです。

でも、やはり自信は持てないのです。

でも、冷静に、、いや、でも自信は、、

いや、でもやはり冷静で、、

の、繰り返し。

もうね、今のこの状況、

しっかりうがい手洗いマスクするくらいしか、

私にはできないのですよ。

あ!バッグには消毒入れて持ち歩いてます。


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