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心理学セッションにタロットを活用する方法

心理学のセッションにタロットを活用する具体例を3つご紹介します。

1. クライアントの自己理解を深める



セッション内容: クライアントが自己理解を深めたい場合、タロットカードを使って内面的な気づきを促すことができます。

例えば、「自己の強みと弱み」をテーマにタロットカードを引いてもらい、その結果をもとにクライアントがどのように自分を認識しているかを探ります。

タロットの役割: タロットカードは、クライアントが自身の無意識の部分や隠れた感情にアクセスするためのツールとなり、自己洞察を深める手助けをします。

これにより、クライアントは自己理解を深め、自分の行動や感情の根本原因を見つけることができます。


2. 過去のトラウマの解消



セッション内容: クライアントが過去のトラウマや未解決の問題に取り組む際、タロットカードを使ってその出来事の影響を探ります。

例えば、「過去の出来事が現在の自分に与えている影響」というテーマでカードを引いてもらい、過去のトラウマが現在の感情や行動にどのように影響しているかを話し合います。

タロットの役割: タロットカードは、クライアントが過去の経験と現在の状況を関連付けて理解するためのビジュアルツールとなります。

これにより、クライアントは過去の出来事を再評価し、解消に向けた新たな視点を得ることができます。


3. 未来への展望と目標設定



セッション内容: クライアントが未来への展望や目標設定に悩んでいる場合、タロットカードを使って可能性を探ります。

例えば、「将来の目標達成に向けた具体的なステップ」というテーマでカードを引いてもらい、その結果をもとに目標達成に向けた具体的な行動計画を立てます。

タロットの役割: タロットカードは、クライアントが将来のビジョンを明確にし、目標達成に向けた具体的な行動を計画するためのガイドとなります。

これにより、クライアントは未来に対する前向きな姿勢を持ち、具体的なステップを踏む自信を得ることができます。


これらの例を通じて、心理学のセッションにタロットを活用することで、クライアントが自己理解を深め、過去の問題を解決し、未来への展望を明確にする手助けができます。

タロットカードを使った内面引き出しのステップ

  1. カードの選択と解釈

    • 相談者さんにテーマに沿ったカードを引いてもらいます。

    • カードの基本的な意味を説明します。

    • 例:「このカードは変化を示していますが、あなたにとってこの変化はどのような意味を持ちますか?」

  2. 相談者さんの感想と解釈を聞く

    • カードの意味を伝えた後、相談者さん自身の感想や解釈を尋ねます。

    • 例:「このカードを見て、どのような感情や思いが浮かびますか?」

  3. 深掘りと具体例の提示

    • 相談者さんの回答に基づいて、さらに深掘りします。

    • 例:「その感情は、最近のどんな出来事と関連していますか?」

  4. 行動の指針と目標設定

    • 相談者さんの洞察を基に、具体的な行動の指針や目標設定を支援します。

    • 例:「この気づきを元に、次にどんな行動を取ることができそうですか?」

具体例
テーマ: 職場での人間関係
カード: 「タワー(崩壊)」

  • 基本解釈: 「このカードは大きな変化や突然の出来事を示しています。職場で何か大きな変化がありましたか?」

  • 相談者の反応を引き出す: 「このカードを見て、どんな感情や思いが浮かびますか?最近、職場で何か大きな変化や驚くような出来事がありましたか?」

  • 深掘り: 「その変化に対して、どのように感じましたか?具体的な出来事や状況を教えてもらえますか?」

  • 行動の指針: 「この変化を乗り越えるために、どのような行動を取ることができそうですか?例えば、同僚とのコミュニケーションを改善するために、どんなステップを踏めるでしょうか?」

このアプローチを通じて、相談者さん自身が自分の感情や考えを言葉にすることで、より深い洞察が得られ、具体的な行動に繋げることができます。


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