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クルーズ日本一周ツアー1日目

はじめに


ジャパネットタカタのMSC日本一周ツアーに相方のお供として参加させてもらった。
10日間の旅で、本当に忘れられない最高の旅の思い出と新しい発見がたくさんできた。
毎日の思い出を記録としてまとめていく。

このクルーズツアーに参加することに決まってからより一層楽しむため、過去に参加された方の口コミや寄港地の観光に行った方々のブログなどを読ませていただいた。

新里宏太さんの「HANDS UP!」にこのような歌詞がある。

”残してきた足跡が いつかきっとまた誰かの 「果てしなく長い旅」の道しるべになるだろう”

先にクルーズに参加された先輩方が残してくれた思い出(記録)が、私にとっての旅の道しるべになった。

私の思い出も、誰かの旅の道しるべになれればいいな。
なんて思ってみたり。

ツアー内容

日数は10日間。

1日目→横浜港から出港
2日目→終日クルーズ
3日目→函館(北海道)
4日目→秋田
5日目→金沢(石川)
6日目→終日クルーズ
7日目→済州島(韓国)
8日目→鹿児島
9日目→終日クルーズ
10日目→横浜港へ帰港

という流れで、海路を通り日本一周するルートになっている。

今までも何度か旅行に行っているが、自然教室ですら4泊5日だったので10日間という長期は初めてだ。
準備も普段のふらっと思いつき旅行の荷物じゃ足りないのでキャリーケースを引っ張り出して準備をしてきた。

家を出たら、横浜ふ頭CIQまで向かう。

旅にはハプニングが付きものというが、今回は相方がスマホを新幹線内で紛失という大事件からスタート。

・・・・いや本当に焦った。

無事見つかったから良かったが、ほんの数分だが色々考えてしまった。

小田原で降りて横浜までJR線で行こうと考えていたが、変更して新横浜まで乗っていくことに。

駅で差額を支払ったら、新幹線→JR線→みなとみらい線で馬車道を目指す。

この時点で、最初のハプニングが大き過ぎて自分はお腹も頭もいっぱい。
もうすでに忘れられない旅になりそうだ。

横浜ふ頭に向かう前に、100均で首から下げるスマホポーチを購入し相方にプレゼント。

この時、時刻はお昼になっていた。
お昼はチキンが食べたいとのことで、ジョナサンでチキンステーキ。美味しかった。

色々あったが、なんとかふ頭CIQ到着!

途中の歩道橋からMSCが見えた。

歩道橋から見えたMSC

・・・いや、デカッ!!!

想像以上に船がでかい。(船の大きさは東京駅くらいあるとか)
これに乗るのか・・・
修学旅行のクルーズビュッフェで乗った船の何十倍だろうか。

CIQにつくと、MSCのスタッフの方々が誘導を行っていた。
人がたくさんいた。

パスポートとチケットを用意し、シャトルバスに乗ってさらに大黒ふ頭を目指す。

バスが次から次へと動いていく。
ふ頭まではシャトルバスで30分位。

チェックイン時間は、13:00~15:00の間に済ませればよいらしいのだが、
事前に調べたところ、

「シャトルバスを降りてから2時間位並んで待った」

という情報があったので13:15到着できるように余裕をもって来た。
近くで見るとさらにでかい。

バスから見たMSC

降りて納得した。
確かにこれは並ぶ。

バスを降りた人から順次、
①手荷物検査
②記念写真撮影
③乗船手続き
↑の流れだが、乗船手続きで本人写真を撮ったりクルーズカードの受取等で時間がかかり大変そうだった。

幸い早めに来たおかげか1時間もかからず③の手続きまで行き、無事にクルーズカードを受け取ることができた。
入り口にてクルーズカードと先程撮影した本人写真との照合?をして乗船!

ちなみに、このクルーズカードめちゃくちゃ重要。

・船室のルームキー
・乗船下船時に使用
・船内の支払い専用カード

などなど、10日間肌身離さず持っていなければならない大切なアイテムだ。


MSC船内へ!

乗船口から進み、エレベーターに乗って5階へ。
入ってからも衝撃だった。

MSC船内


船の中とは思えない。優雅な空間が広がっていた。

とんでもないところに来てしまった。

荷物を予め配送しておくと部屋まで届けてもらえるが、そのまま持ってきたのでキャリーケースと共に部屋に向かおう!

・・・・と思っていたのだが、部屋に入れるのは15時45分から。

なんてこった。
今は14時半。つまり、約1時間荷物と共に行動か。

乗船後にMSC船内の過ごし方など説明会が順次開かれているそうなので、参加することに。
エレベーターが混んでいたので階段で荷物と共に6階へ。

説明会会場付近のスタッフさんから5階で部屋の入室可能時間まで荷物を預かってくれるという情報を教えてくれた。

Oh・・・
階段登る前に知りたかった・・・・

相方「じゃあ、お願い!」

いや、私が二人分持っていくんかい。
そんな訳でキャリー×2を担いでもう一往復していると、女性スタッフの方が1つ運ぶのを手伝ってくださった。ありがとうございました。
そして再び6階へ。

説明会はこまめに開かれているので、途中から参加して次の回をまたいで聞いた所に来たら退出してもOKとのこと。
ちょうど会場の窓から外の景色が見えた。

晴れてきれいな空が見える

説明にて10日間の情報を学んだら、時間も良い感じに15時45分になった。

ようやく部屋に入れた。荷物を整理してゆっくりするぞー
と思いきや、避難訓練が待っていた。

ルールだそうで、全員参加。
まずは、船室のテレビで避難訓練の動画を視聴し電話をかける(自動音声)。
うちの部屋が船の9階なんですが、登ったばかりなのにまた降りなければいけないのか・・・

命に関わることだからしょうがない。

避難時の集合場所につくと、クルーズカードのバーコードを係の人にスキャンしてもらう。これで避難訓練に参加したと登録されるらしい。

避難訓練が終わったら、ようやく荷解きだ。
最近映画でも話題になったの窓がない部屋なので、部屋はシンプル。

二人部屋(窓無し)


でも船の中とは思えない。普通のホテルにいるみたい。
部屋のテレビ操作で苦戦しつつ、荷解きを終えたら夕飯の時間だ!
レストランまでの道が心配だったので部屋を出る前に、もらった船内マップを鞄に入れて持ち運ぶことにした。


食事

食事は、15Fのビュッフェかメインレストランのコース料理を選択できる。

ビュッフェは営業時間内なら、いつでも行ってオッケーなフリースタイルで
・朝食
・昼食
・アフタヌーン
・夕食
・夜食
と時間帯によってメニューが変わるらしい。

メインレストランは、モーニング、ランチ、ディナーの決まった時間に行くことになっている。中でもディナーのみ、時間と席が10日間固定で指定されており日によってドレスコードがある。
どちらに行くかは自由に決めることができる。
※ただし、メインレストランのディナーだけは開始時刻の15分までに行かなければ入ることができない。

今日はメインレストラン。
指定時間に行くと、中は結婚式場みたい。
働いているスタッフは海外の方がもちろん多い。
英語が苦手な私は、記憶の奥底にしまった英語を必死に思い出しながらメニューを指差しジェスチャーで注文。
英語を疎かにしたツケが回ってきた・・・
苦手なことが少ないほうが世界も楽しみも広がるんだな・・・

〜頼んだもの〜
・パン×2
・茄子のパルミジャーナ
・トマトのクリームスープ
・フィッシュ&チップス
・ミント付きフレッシュフルーツバニラアイスクリーム
〜〜
※パンは、カゴを持った人が回ってきてくれるので自分の食べたいものを選ぶ形

ちなみに相方は、

「同じ物をお願い」

その手があったか。
いや、それ私が注文しないと詰むやつ。

そんな感じで色々あったが、相席になった2人のマダムと楽しく話し夕食を終えた。


船内探索

ちょうど19時前だったので、出港を見に行くのも兼ねて15Fのデッキまで散歩へ。

少し雨がぱらつき始めていたが、夜景がキレイだった。

船から見る横浜


横浜港がライトアップしていた。
外を見ないと船が動いている感じは無いが、外を見ると改めて船の中にいるんだな〜と。

景色をぼんやり見ていると、ゆっくり船が動き始めた。
船の進行方向とは逆向きにデッキを一巡すると、エスカレータの逆走しているような不思議な感覚があった。

遠くなる横浜港

遠くなる横浜港を見ていると、クルーズで日本を一周するんだという実感が湧いてきた。
どんな発見や出会いがあるか、わくわくドキドキしてきた。

冷えてきたので船内に戻ると、ちょうどビュッフェレストランがあったので寄って行くことに。
私はケーキと蕎麦を、相方はケーキとエビを。
お互いものすごい組み合わせをしながらも美味しく頂いた。
焼きたてピザやモッツァレラチーズなどいろんな料理がたくさんあったから、この10日間中どこかで来よう。

部屋に戻る途中、迷われているご夫婦を発見したので方向が同じなので一緒に行くことに。

部屋がみんな同じ感じで左側にも右側にもあるし、入り組んでるからすぐに覚えるのは難しい。一応、奇数と偶数で船の右と左で部屋が分かれているが、なかなか慣れるまでは大変な気がする。
ちなみに私も方向音痴で、船内マップを持ち歩いていないと部屋まで戻れる自信はない。

同じような廊下が続くので迷う


道中、部屋のドアにマグネットや飾りをつけて分かりやすくしている人もいた。その手があったか~!!!

話していると、ご主人が同じ地方の出身だったりと短い時間だったが楽しかった。
お二人を無事送り届けると、念の為相方に部屋の場所が分かるか確認したところ見事に逆走し始めたので、もう一度確認しつつ部屋に帰宅。

シャワーを済ませ、ベッドに横になると結構船が揺れている。
夜は海が荒れているかもしれない。

さて、明日から本格的にクルーズスタート!
楽しみだ!

2日目はこちらから↓


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