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#Patagonia旅2日目(2月23日)# 氷河が崩れる瞬間の撮影に成功!

今日はいよいよ氷河観光&トレッキング!通っているダンススクールの生徒さんにパタゴニアに行くと言ったら、めっちゃ興奮して「beautiful!!」を連呼された氷河。目にした瞬間感動して、目が見開いちゃうと言われてきました。特に氷河が崩れる瞬間は絶対見たほうがいいと^^これは見ずには帰れないねと意気込んでスタートです^^ワクワク

集合時間>集合時間はあってないもの。特に色々なホテルを回ってくるツアーは要注意。1時間は平気で遅れる

今日はHISのツアーではなく現地のツアーに参加。そのため、複数のホテルを回ってくるから15分〜30分とか遅れる可能性あるので遅れても心配しないでねと昨日HISの添乗員さんに言われていました。とは言っても日本人の我ら。集合時間の5分前からホテルの外で待機!

余裕だねと外に出た瞬間、風が冷た過ぎて震える。昨日25度くらいあり暑かったので、長袖パーカー、ナイロンパーカーを着たら暑すぎるのではと、ヒートテックを着てこなかった。。。主人はさらに薄着です笑。

外の体感温度5度くらい。一瞬で全身が冷える。2人して青ざめる。リュックには毛糸の帽子はあるが、、、、他に体を温める服がない。。。。リュックにはお菓子とランチ、毛糸の帽子。子供の遠足でももう少し入っている気がする。どうしよう。。。

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しかし、部屋に戻って取りに行く間にお迎えが来たらと思うと取りにも行けない。。。20分、30分、50分。こんなに待つなら取りに行けたじゃないか。途中、あまりに遅くて別のトレッキングツアーのガイドさんについて行きたくなったり。明らかに外国人の名前なのに、自分が呼ばれたような錯覚まで起こして返事してみたり。

いよいよ1時間。さすがにガイドさんに電話しようかと思った瞬間、やっと来た〜〜〜〜行く前にすでに疲れました。。

氷河「ぺリトモレノ」観光>歩いて5分で氷河が見れるスポットへ。全長約35km、面積約250hm²という巨大な氷河。生きた氷河とも言われているらしい。

バスで約1時間半。バスの中では、スペイン語と英語でガイドさんが盛り上げてくれていました。30人くらい乗っている中で6割はスペイン語話者。明らかにスペイン語で説明をした時の乗客のノリが良過ぎて、ついつい英語の説明時に対抗したくなる笑 英語話者は大人しめ。そのため拍手でうるさくしてみました。

途中休憩で寄った場所もこれまた綺麗な湖。トイレは事前にトイレットペーパーを自分で使う分をちぎって持って行くそうな。並んでいて前の人のをみて学ぶ(前に並んでいたリオから来た日本人女性とこのことで談笑^^)最近、日本人だとわかるとすぐ話しかけたくなる。

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そして、いよいよ氷河が見れるスポットに到着!氷河までは歩いてみに行く。その際に歩くコースが3つに分かれ、黄、赤、青と柵に色が塗られていいます。私たちは氷河に近いメインの黄色コースを回って見ることに。歩いていくとなんと、たった5分でこんな雄大な氷河があらわれました。

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ここで氷河について私が得た知識を少しご紹介。今回見たペリトモレノという氷河ですが、ぺリトモレノは、アルゼンチン・サンタクルス州の南西に位置する、世界自然遺産ロス・グラシアレス国立公園の中にあります。園内には47もの氷河が存在し、その中で最も有名な氷河が「ペリトモレノ氷河」。

そして驚くのはその大きさ!全長約35km、面積約250hm²という巨大な氷河。近年では、地球温暖化の影響により世界各国の氷河が溶け出し、規模が小さくなっている中、このペリトモレノ氷河は今も成長と崩壊を繰り返しているため、ほとんどその規模を変えていないらしい。その成長のスピードは、毎日2メートル年間約700メートルともいわれています。そのため、ペリトモレノ氷河は「生きた氷河」とも呼ばれているそうです^^

氷河「ぺリトモレノ」観光>氷河が崩れる瞬間は圧巻。崩れる法則性発見。雪の塊が落ちた後に?

時たま、ゴーとすごい音が鳴って音の方をみて見ると氷河が崩れている。時間にして30分に1回は少し大きめに崩れている感覚。

しかし、崩れる場所が私たちの見える場所とは限らないのでゴーと音がしても見当たらないことが多い。そしてそのうち飽きて、違うところへ行ってしまうのです。

かくいう私たちも途中ランチ(ツアーからもらったランチ)をしながら氷河を見守る時間、数十分。前歯の治療中で仮歯のため、りんごを食べるかどうか考える。かじったら確実に前歯がかける。美味しくりんごを食べるか、歯がかけてマヌケ顔になるか悩んだ結果、りんごを食べるのを諦める。

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ランチを食べて、そろそろ別のところに行こうかと促す主人に対し、氷河が崩れる所をカメラに残すまでは自由時間ギリギリまでここにいるとしつこい私。そう、私はやりきりたい精神が強いのです。そして何か法則性がないかとじ〜っとみていると、大きく氷河が崩れる前には、必ず雪の塊が大量に落ちることを発見。その後、数分以内に落ちる。なので、雪の塊が大量に落ちる箇所がないか探してじ〜っと待つ。

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待って15分くらいたった頃でしょうか。雪の塊がポロポロと大量に落ち始める箇所を発見。そして崩れるのではとカメラを回し始めた瞬間、今日特大の氷河大崩落が始まりました!塊がゆっくりと崩れ落ちて、湖にシブキが上がる。

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あまりに雄大で感動して撮影する手が震える。感動すると言葉も出ない。結果、動画には主人の声だけが響き渡っています。ダンス教室の生徒さんが言うように、目が見開いて、しばらく呆然としました。一生に一度はみたほうがいいというのは本当のようです^^

しばらくは水面も波打っている。余韻に5分くらい浸って、コーヒーを飲みにレストランに向けてそそくさと帰る。途中、同じツアーの駐在員のyoung 3 menに会い、「今大きい氷河みましたか?」と聞かれ「動画に撮ったよ」と誇らしげに自慢。「すごい!!!」と歓声を浴びて、「動画をよかったらあげるよ」と伝えると大感謝される^^主人までなぜか誇らしげ。

氷河ミニトレッキング>島に上陸。ハイキングシューズを貸してもらったら、、、、

氷河が崩れる瞬間を3回も見れて、そのうち一番大きく崩れたのを動画におさめられて大満足の私。次はいよいよ本日のメインイベント。氷河ミニトレッキング!アイゼンをつけて氷河を登ります。

まずは船で氷河へ。張り切って、先頭の方に並ぶ。この時点で手袋を装着!行くぜ、氷河!

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30分かけて氷河に続く島に到着。氷河の近くなのに、地面は凍っていない。なんだか不思議。ここまでは平和な観光でした。

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アイゼンを装着するにあたり、ガイドさんたちがみんなの靴をチェック。私もこの日のためにおろしたおニューのスニーカーで来たので大丈夫だと余裕綽々でいたところ、私だけ手招きされる。その靴だとアイゼンがうまくハマらないかもしれないと、トレッキングシューズを貸してもらう。。。靴をはいている間にツアーは出発、最前列にいたのに、最後尾になりました。。。そのお陰で、写真撮りまくり。最後尾、意外にいいね。列についていく気すらないくらいのんびり。

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そしていよいよトレッキングの説明へ。説明中も遠くの氷河が崩れ、歓声をあげた!のは、中国人と日本人だけでした。(30人中8人位)他の国の方は説明をしっかり聞いている。なんだ、この違いは。。真面目と言われていたのは遠い昔の話なのでしょうか。

氷河ミニトレッキング>アイゼンとヘルメットを武装。山頂でウィスキーを飲んでハイテンションに。

アイゼンをプロのお兄さんたちに1人ずつしっかりとつけてもらい、こんなにぐるぐる巻きに。外れないね、きっと。そしてヘルメットも装着!

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いざ、進もう!の前に、来たぞ〜の意味合いも込めて、記念撮影。山登りはこれから。。。。

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いざ氷河地帯に。一歩足を踏み入れた途端、着地の足の角度を間違えると滑って山から落ちそうな恐怖を感じる。そのため、一歩一歩、皆足元を見ながら進む。登るのはまだいいけれど、下りが滑りそうで怖い。ガイドさんたちは「girls,OK?1.2.3」と私たちの隣に立って、手を差し伸べてくれたり、掛け声をかけてくれます。掛け声より、え?girlsってことに一瞬、若者扱いしてもらえたと喜び、ぐらっとよろめき、助けてもらう笑

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束の間の休憩の時は、こんな風にふざけてみたり。雪山には切れ目があり、そこに入ってしまうと真っ逆さまに落ちていくので足元は子鹿のようにガクブルです。

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一方、ガイドさんたち(2人とも女性)はこんなかっこいい、立ち姿です。

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登りと下りを繰り返し、山をぐるぐる回りついに最終目的地付近に。一気に登れば目的地にすぐに着いたということは言ってはいけません。疲れ切った足で到着した所にはなんと、ウィスキーが用意されていました^^氷は、山からその場で削るワイルドさ。「ウィスキーにお水を入れる人いる?」の問いかけに誰も反応しない。「なんて人たちなんだ」とガイドさんも驚くくらい皆ロックを頼む。私も飲めないけれど、今日はロックで飲みたい気分なんだ。

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同じツアーの仲間たちと乾杯を!

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雪山に乾杯!この後、1口だけ飲んで、あとは主人に渡す。気分だけ味わい、チョコボンボンをお姉さんからもらって喜ぶ。喜ぶあたりはgirlかもしれん。意外にいらないと断る人も多く、1人1個の所、2個ももらっちゃいました^^残したらあきまへんで〜(by忍たま乱太郎の給食のおばちゃん)

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この後、最後の氷山を下り、足がガクガクになる。陸地に着いた瞬間の開放感たるや。やはり陸地はいい。帰りのバスからみたカラファテ湖はいつ見ても綺麗。眠い目をこすりながら、ずっと景色を見ていたほど。

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明日は船に乗って、氷河クルーズ^^また氷河を見に行ける嬉しさ、最高です♬

いただいたサポートは新しいスポットへの研究に使わせていただきます^^