見出し画像

荒んだ心を浄化してくれるアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

こんにちは、初めまして。
あずです。


さて、今回は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」について語っていきたいと思います!
本当に大好きで大切な作品です。


画像1

(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
見出し画像含め「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公式サイトより引用
引用元:http://tv.violet-evergarden.jp/special/gallery/

ヴァイオレット・エヴァーガーデンとは

元軍人で愛がわからない少女が様々な人や手紙と出会い触れ合うことで「愛してる」を理解していくお話です。

アニメは全13話とOVA1話、映画が「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝-永遠と自動手記人形-」と「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の2本です。
映画が完結編となっていますのでシリーズとしては長すぎず、観やすいかと思います。

京都アニメーションが制作したアニメですが、原作は暁 佳奈さんの小説「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」です。

小説も全4巻で完結しています。
上巻、下巻、外伝、エバー・アフターです。

アニメ化あるあるかと思いますが、アニメと小説では大まかな世界観設定は同じですが登場人物やその性格など違いはあります。

個人的にはどちらも心情描写が素敵で2回目以降は違うキャラクターにも感情移入できたりと何回でも楽しめる作品だと思います。


唯一の京アニ大賞受賞作品

京都アニメーション大賞はご存じでしょうか。

京都アニメーションが主催となり、小説の募集を行い受賞した作品はアニメ化などされています。

2010年発表された第1回から2013年の第4回まで奨励賞のみで大賞は該当作品なしとされていました。

2014年の第5回で暁 佳奈さんの小説「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が初めての大賞を受賞しました。
(翌年の第6回では大賞、奨励賞ともに該当作品なしとなりました。)

暁 佳奈さんはこの大賞を受賞したことで小説家デビューしたそうです。
デビュー作となったこの作品でここまでたくさんの人が惹きつけられたのはとてもすごいことだなと思います。


「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」との出会い

私がはじめて「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を知ったのはYouTubeでアニメ化 企画進行中のCM動画を観た2016年でした。
46秒の動画でしたが、主人公が金髪碧眼で可愛いというよりも麗しいという言葉が似合うとても美人なのに、途中からなにやら格好いい展開となり、面白そうな作品だなと思いました。
主人公が男の人をお姫様抱っこしているシーンを見たときは衝撃を受けました。
タイプライターや封蝋などの小物も好きだったので世界観もたぶん好きだろうなと感じました。


音楽と映像に惹きつけられる第1話

ネタバレを防ぐためにあまり詳細には書きませんが、アニメ第1話のタイトルが表示されるまでの冒頭約3分がまるで映画が始まるかのようなのです。

圧倒的なアニメーションの綺麗さ、始まる…!というわくわく感が高まる音楽が相まって一瞬でアニメの世界に連れていかれます。
これアニメだよね?このクオリティで1クールやるの?と感じるものはさすが京アニクオリティというしかありません。
(本当に全13話高いクオリティのまま制作してくださいました。)

第1話で主人公ヴァイオレットの境遇、性格、時代設定が大体分かるような構成になっているのでアニメ初心者の方でも観やすいのかなと思います。

「愛してる」が分からない、大切な上官からの言葉を知りたいのですと言う彼女の言葉に私は少し驚きました。
私は説明できるだろうか、どのような状態なのか、愛してるとはこういうものであるとしっかりと説明できない自分に驚いたのです。
当然のように知っている言葉で、アニメや映画の世界だけでなく現実世界でも使用されている言葉ですが私は「愛してる」をどの程度理解しているのかを私も知りたくなった第1話でした。


全13話、すべて涙が出てしまう…

アニメ全13話で様々な人と出会いながら成長していくヴァイオレットですが、本当に切なくなったり悲しくなったり温かくなったりと兎に角感情が揺さぶられます。

最終回目前で泣ける作品は今までもありましたが、序盤から涙が出た作品は私は初めてでした。
ヴァイオレットの曇りのない真っ直ぐで綺麗な瞳に見つめられて荒んだ心が浄化されていくようでした。

個人的には「泣ける作品」という紹介の仕方があまり好きではないのですが…
このヴァイオレット・エヴァーガーデンを鑑賞すると自然と涙が出てきて、「私も頑張らなければ」「もう少し素直に生きてみよう」と思えました。
大切な人には伝えられるときに感謝も謝罪も伝えたいですし、いつも通る道に小さな花が咲いていたり、疲れたときにふと窓の外を見ると夕日で真っ赤に染まった空を見たときにそれを綺麗だと感じる心を大切にしたいものです。

忙しい現代社会に生きる人にこそ観てほしいと思える作品でした。
きっと大切な何かを思い出せると思います。


文章がまとまらず、長文となってしまいましたが最後まで読んでくださりありがとうございました。
是非コメント等いただけますととても嬉しいです。
ではまたどこかで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?