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EDH - 4c オムナス プレイブック

きっかけ

実際に EDH をプレイしてみて1時間という制約の中でスムーズにプレイを回していくためには、想定するゲームの流れとコンボの内容を整理しておかないと時間が足らないと感じたためです。プレイを重ねていく中でリストが変わり内容も変更になるかもしれませんが、適宜更新していく予定です。デッキリストはこちら。

EDH - 4C オムナス(エンチャントレス)(10/5 編集分)
https://note.com/azsa_hobby/n/nd31c2d9e5ccb 

オムナスを出すまで


このデッキのオムナスは概ね 3-4 ターン目に場に出すことができます。理想的には3ターン目にオムナスを着地させることなので、それを想定したマリガンを心がけます。3ターン目着地を助けるマナ加速カードは以下があります。このうち1枚をキープする状態が理想です。またオムナスを出した直後にフェッチが1枚必要になりますので、これも考慮に入れておきます。

水蓮のコブラ/Lotus Cobra
繁茂/Wild Growth
楽園の拡散/Utopia Sprawl
肥沃な大地/Fertile Ground
狼柳の安息所/Wolfwillow Haven
豊穣の痕跡/Trace of Abundance
花の絨毯/Carpet of Flowers
芽ぐみ/Burgeoning
踏査/Exploration
Gaea's Touch

1ターン目には余力があるので、1マナのカードはいずれも便利です。早期からエンチャントレスを展開する流れもありますが、俗世の教示者/Worldly Tutor を使ってまでこのルートに入ることは避けた方が無難です。

豊かな成長/Abundant Growth
ミリーの悪知恵/Mirri's Guile
ニッサの誓い/Oath of Nissa
Mystic Remora

4ターン目に出すケースは出した直後に5マナから展開できることが望ましいです。もちろん要求マナが厳しいのでそろわないケースもありますが、これを回避するカードを積んだりマナベースを見直すなどの調整をした方が望ましいです。
このケースの場合3ターン目に駆け引きの余裕ができますので、妨害カードを設定したり、エンチャントレスを展開することもあります。土地を伸ばすカード出して除去されるのは好ましくないので、遅くなるのが分かっているのであればおとなしくした方が無難です。

森の知恵/Sylvan Library
交易路/Trade Routes 
真の木立ち/Sterling Grove
リスティックの研究/Rhystic Study 
アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress
セテッサの勇者/Setessan Champion
女魔術師の存在/Enchantress's Presence
ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy
珊瑚兜への撤退/Retreat to Coralhelm【上陸】
ヴァラクートの探検/Valakut Exploration【上陸】
カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition 
運命を紡ぐ者/Destiny Spinner
燃えがら蔦/Cindervines
原基の印章/Seal of Primordium
浄化の印章/Seal of Cleansing
忘却の輪/Oblivion Ring
拘留の宝球/Detention Sphere
払拭の光/Banishing Light

オムナスの着地後

3ターン目に展開した場合、4ターン目にはフェッチを込みで通常 9 マナが捻出できます。このマナ加速ができるターンに最大展開を目指すのがこのデッキの強みです。上陸を支援するカード、上陸トリガで効果を発揮するカード、大ぶりなソーサリーなどを展開していきます。

迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking
イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove 
ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya
野生生まれのミーナとデーン/Mina and Denn, Wildborn
聖遺の騎士/Knight of the Reliquary
開花の幻霊/Eidolon of Blossoms
クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix
思考の旋風/Whirlwind of Thought
水底のドルイド、タトヨヴァ/Tatyova, Benthic Druid【上陸】
怒りの座、オムナス/Omnath, Locus of Rage【上陸】
フェリダーの撤退/Felidar Retreat 【上陸】
ゼンディカーの乱動/Zendikar's Roil【上陸】
ヴァラクートの探検/Valakut Exploration【上陸】
死者の原野/Field of the Dead 【上陸】
起源の波/Genesis Wave
僻境への脱出/Escape to the Wilds
発生の根本原理/Genesis Ultimatum
都の進化/Urban Evolution

サーチやドロー補佐カードを使うのも主にこの段階以降です。バーラ・ゲドの復活/Bala Ged Recovery は土地として使った後で、野生生まれのミーナとデーン/Mina and Denn, Wildborn や  交易路/Trade Routes で回収して使えます。

エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call
緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith
破滅の終焉/Finale of Devastation
大あわての捜索/Frantic Search
俗世の教示者/Worldly Tutor
悟りの教示者/Enlightened Tutor
バーラ・ゲドの復活/Bala Ged Recovery

コンボルート

4~6ターン目で展開したカード群を使ってフィニッシュに向かいます。このデッキのコンボは以下の通りです。

ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar and 孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth 
2枚を並べると全員をそのまま押しつぶすことができるサイズの速攻軍団ができあがります。わかりやすくコンセプトともあっているので、最終的に15マナ捻出することが1つのゴールになります。派生としてトークンが相当数作れていた場合、破滅の終焉/Finale of Devastation X=10 で孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth  を持ってきても良いです。マナ自体はこちらの方が軽く1枚で済みます。

大地の知識/Earthcraft and ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy 
呪文を唱えるたびにクリーチャーの分だけマナが増えます。基本地形を持ってくるタイミングが難しいですが、回り始めると大量のマナを確保できます。このコンボを意識し、可能な限り ​繁茂/Wild Growth 系カードは基本土地に貼りたいところです。

珊瑚兜への撤退/Retreat to Coralhelm and 聖遺の騎士/Knight of the Reliquary (+ 上陸 誘発カード)
レリカリー・リトリート。おおよそ 30 回程度の上陸を誘発させることができるコンボになります。騎士が止められなければ大体1人は倒せます。

死の国からの脱出/Underworld Breach and ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy and 大あわての捜索/Frantic Search
3枚コンボですが、墓地が整っていれば実質 死の国からの脱出/Underworld Breach 1枚から起動することができます。大あわての捜索/Frantic Search を無限に連打できるので、ゴールに確実に到達できます。場をリセットされた場合の切り札です。

風景の変容/Scapeshift + 【上陸】を持つカード
大量の上陸を一気に誘発できるので、上陸を効果に持つカードの能力を大量に誘発できます。ヴァラクートの探検/Valakut Exploration をエストリッドの祈祷/Estrid's Invocation でコピーできていた場合、全員を倒せる可能性があります。また 死の国からの脱出/Underworld Breach で 風景の変容/Scapeshift を連打してもほぼ同様のことが可能です。

差し替え候補

これまでに登場してこなかったカードと3ターン目の攻防に使うカードは、本筋とは外れるカードになります。これらのカードが差し替え候補です。

はびこり/Overgrowth
運命を紡ぐ者/Destiny Spinner
燃えがら蔦/Cindervines
原基の印章/Seal of Primordium
浄化の印章/Seal of Cleansing
忘却の輪/Oblivion Ring
拘留の宝球/Detention Sphere
払拭の光/Banishing Light

この辺りのエンチャントをいかにデッキコンセプトに併せていけるかが今後の課題になると思っています。特に はびこり/Overgrowth はオムナスを出すために貢献する別のカードに置き換えた方が良さそうですね。以下のようなカードが候補となりそうです。

マナの花/Mana Bloom
月への封印/Imprisoned in the Moon
ダークスティールの突然変異/Darksteel Mutation
ドライアドの歌/Song of the Dryads
ケンリスの変身/Kenrith's Transformation
当惑させる難題/Confounding Conundrum

エンチャントの数を減らせるのであれば、ドローを増やす方向性もあります。既存のコンボとの絡みを考えると、熟読/Pore Over the Pages であったり、神秘の教示者/Mystical Tutor を追加するのも悪くないかもしれません。

まとめ

EDH - 4c オムナス プレイブックとしてまとめてみました。プレイを重ねてプレイブックを成長させていきたいと思っていますので、皆様からのご意見などいただけますと大変うれしく思います。

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