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映画を早送りで観る人たち

土曜日長田先生と久しぶりに話す機会があり
(と言っても40分くらい?だったが)
様々な話ができた

長田先生は最近「映画を早送りで観る人たち」という本を読んだらしく
その内容を話してくれた
とても興味深く考えさせられた

僕は動画のコンテンツから情報を得ることが基本なく
僕の情報源は文字媒体なので早送りで何かを見ることはない
ただ最近のYouTubeの視聴者はほとんど倍速でコンテンツを見るらしい

なぜみな早送りで観るのか?
・忙しい(コンテンツがありすぎる)
・情報として視聴している
この二つでないかと考えた

忙しい理由は単に時間がないのも一つ
コンテンツが多すぎてコンテンツ消費に忙しいのも一つ
最近はサブスクの時代でネットフリックス初めAmazonプライムやHulu、U-NEXTなどなどたくさんある
それを消費するのに忙しい

そして情報として視聴していることについては
コンテンツをエンターテイメントとしてではなく情報としてキャッチしているのではないか?と考えた
確かにニュース番組などは早送りで情報だけ入れるのは便利だと思うが映画などのエンタメは芸術だと思うので視聴者の理解度などは低くなるだろう

このように早送りで観ることによって
得ること
失うこと
たくさんあると思う

失うことは芸術性
芸術性を磨きたい人やそして芸術を楽しみたい人は絶対に早送りで観るべきではない
なぜなら作品の中に演者の表情、間合い、そして撮影側の技法、そこからにも情報があるからだ

僕は美的感覚を大切にしている
映画や本、または美術館、音楽など芸術に触れることがとても大切だと思っている
それが生きる道標になると思うから

これは本気で思っている
この世の中で生きていくためには選択していくことが必要だ
「人生は選択の連続だ」という言葉があるように
その選択は迷うこともあると思うし人に相談することもある
または直感で決めてしまうこともあるだろう
いずれにせよ最後は自分で選択しないといけないし
また自分で責任を持たないといけない

この選択において美的感覚こそ重要だと思っている


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